好きなことを仕事にする方法5ステップ | できないとは言わせない

「好きなことを仕事にしたいけど、どうすればいいかわからない」
「今の仕事に不満があるわけではないけれど、充実感がない」
「好きなことを仕事にしている人って正直言うとうらやましいな」

ここ数年で「好きなことで生きていく」のような言葉を聞く機会が増えました。
YouTuberやSNS上のインフルエンサーなどがその象徴といえます。

しかし、大半の人は仕事について、
「好きでも嫌いでもないけれど、生活のためにやっている」
と思っているのが現実です。

好きなことを仕事にしている人たちを見る度に、「自分とあの人は違うから」と、どこか諦めてまた仕事へ向かう。

ただ、心のどこかでは
「好きなことを仕事にしたい」
「退屈な毎日から抜け出したい」
と、どこかで思っている。

好きなことを仕事にするというテーマで話を進めていくと、多くの人がこのような感情をいだくことでしょう。

しかし、好きなことを仕事にすることは可能です。現に、当メディアを運営している株式会社GOAL-Bのメンバーは全員「好きなことを仕事にしている」人たちで構成されています。

そこで当記事では、そんな私たちが「好きなことを仕事にする方法」を解説します。

当記事を読むことで、「全く好きでもない仕事をやり続ける」という鬱屈した現状から抜け出すヒントを少しでもつかんで行ってほしいです。ぜひ最後まで読んでいってください。

 

目次
中川 晃雄
株式会社GOAL-B CEO
株式会社GOAL-Bの創業者。有料職業紹介事業 (許可番号: 13-ユ-314850)月間20万PVの個人ブログを運営し、登録者数12万人のYouTubeチャンネル「AKIOBLOG」を運営。自身が経営する株式会社GOAL-Bで、累計2000人超が受講したキャリアコーチングサービス「キャリスピ」を提供。著書「本気の副業術(西東社)」

【結論】本来は、好きなこと「しか」仕事にはできない

まず「好きなことは仕事にできるのか?」という問いに対して答えます。

結論から言うと、本来は、好きなこと「しか」仕事にはできないというのがこの記事の答えです。

好きなこと「しか」仕事にはできないと言いきれる理由は、以下の3つです。

  1. 好きなことが一番人の役に立てるから
  2. 好きなことが一番結果が出やすいから
  3. 好きなことならずっと働いていても苦にならないから

関連記事:「向いてないから仕事やめたい……」と思ってる人がまず読むべき記事 

1.好きなことが一番人の役に立てるから

好きなことを仕事にできれば、一番人の役に立つことができます。
なぜならば、好きなことなら没頭できるため、人よりも詳しくなれるからです。

例えば、野球で考えると野球が好きでより突き詰めた方が教えられる人の幅が広いはずです。なぜなら、野球が好きな人のほうが、自分の時間を野球に投じることが増えて、教えられる幅が広くなるからです。教えられる幅が広ければ広いほど、人の役に立てると言えるでしょう。

そして、お金は社会や人に貢献することでもらえます。そのため、知見が深く貢献できる人の幅が増えれば増えるほど、お金も稼ぐことができるはずなのです。

以上のことから、好きなことが一番人の役に立てると言えます。

関連記事:好きなことなのにやる気がでない原因3選|やる気を出すコツも併せて解説! 

2.好きなことが一番結果が出やすいから

好きなことを仕事にできれば、一番結果を出すことができます。

その理由は、以下の2つです。

  1. 好きなことであれば、努力し続けられるから
  2. 好きなことであれば、向上心を持ち続けることができるから

まず「好きなことであれば努力し続けられる」というのは、皆さんも経験があったり、そのような人を周りで見たことがあることでしょう。

例えば、子供の頃好きなゲームをやっていた時「努力しているな」と感じながらやっていたでしょうか?
恐らく多くの人は、努力と思わずに時間を費やしていたと思います。

このように、好きなことは時間を忘れ、努力するという感覚すら忘れて、打ち込むことができるのです。

  • 「好きじゃないけど、義務感でやっている」人
  • 「好きで好きでしょうがないからやっている」人

どちらの人が、上手くなるか・結果が出せるかは明白だと思います。

また、好きなことは向上心を持ち続けることができます。
今まで、好きなことをやっていた時は、無自覚に「もっと上手くなりたい」「もっと深く知りたい」と思っていたはずです。

好きなことであれば、向上心を持ち続けることができ、無意識に努力しつづけられるため、好きではないことよりも結果を出すことができるのです。

関連記事:好きなことを続けるための5ステップを解説|続かないは言い訳です 

3.好きなことならずっと働いてても苦にならないから

好きなことを仕事にできれば、ずっと働いていても苦になりません。
苦に感じることなく没頭できるからです。

人生の大半を占める仕事を苦に感じず楽しめた時、とても充実した日々を送ることができるでしょう。

もちろん、好きなことをする中で嫌になることはあるでしょう。
たとえば、「野球が好きでも走り込みの練習は嫌いだ」とか、「接客業は好きだけど最後の細かい店締め作業は嫌いだ」などがそれにあたります。

しかし、そういった本来なら嫌いなことでも、好きなことのためにやっているとわかれば、案外簡単に乗り切れるものです。

逆に、仕事自体がつまらないと感じたり苦に感じていたら人生の大半をそのように感じて過ごすことになります。
22歳で就職してから70歳まで働くとして、約50年間充実感のない日々を過ごしたくないはずです。

 

好きだから時間を気にせず努力できる」→「結果が出る」→「より好きになり、打ち込める

 

このようなサイクルができれば、仕事を苦に感じることはないでしょう。
また、苦に感じるような作業も、好きなことのためにやっていると考えられれば乗り越えられるはずです。

以上のことから、好きなことならずっと働いてても苦にならないと言えます。

関連記事:正しい努力をするためには?できない原因とできるようになる方法5選解説 

好きなことを仕事にする方法5ステップ

つづいて、好きなことを仕事にする方法5ステップを解説します。
その5ステップとは、以下の5つです。

  1. 時間を忘れて熱中できるものを探し続ける
  2. 好きなことで何かしらの結果を出す
  3. 出した結果を元に人に貢献する
  4. 貢献できる範囲を広げてお金を稼ぐ
  5. 稼いだお金で人を雇用して、さらにお金を稼ぐ

関連記事:好きなことで稼げないと思っている人が読むべき記事|好きなことが1番稼げます 

1.時間を忘れて熱中できるものを探し続ける

好きなことを仕事にするためには、時間を忘れて熱中できるものを探しましょう。

今見つかってないとしても、探し続けることが大切です。
なぜなら、好きなことを仕事にできない人の多くが、そもそも自分の好きなものが何なのか真剣になって探してないからです。

好きなことを見つけるためには、行動しつづけて気づくしかありません。
経験から得た感情でしか、自分が好きかどうかは判断できないのです。

好きなことを見つけたい人は、以下のことを意識してください。
「行動」せずして「感情」は動かない。
「感情」なくして、「好き」にはなれない。

この鉄則を忘れずに、まずは時間を忘れて熱中できるものを探し続けましょう。

関連記事:やりたいことがないを解決する5ステップ|やりたいことは見つかります 

2.好きなことで何かしらの結果を出す

自分が熱中できるものが見つかったら、それで何かしらの結果を出しましょう。
これは、どんな小さな結果でも大丈夫です。

例えば、好きなことがゲームであれば、小さな大会に出られるまでの実力をつけて出場してみる。
これも結果に値しますし、大会で好成績を残せたらそれは大きな自信につながるでしょう。

好きなことを仕事にするためには、まずどんな小さな結果でもいいので、結果が出るまで打ち込みましょう。

関連記事:目標達成できる人の特徴とは?目標達成できない原因や目標達成するためのコツを解説 

3.出した結果を元に人に貢献する

好きなことで結果を出すことができたら、それを元に人に貢献しましょう。
なぜならば、人に価値を提供することでお金を稼ぐことができるからです。

ここができるかどうかが、好きなことが趣味で終わるか、仕事に変わるかの分岐点になります。

結果を元に人に貢献する方法は、いくらでもあります。

  • 人に教える
  • 面白いものを作る

など、様々な方法があります。

また、今の時代はSNSが発展しています。
そのため、

  • YouTube
  • Blog
  • Instagram
  • Twitter
  • note

などで役立つ情報を発信するのもありでしょう。

上記のように、情報を発信する媒体はいくらでもあります。

そして、まずは以下のような情報を発信してみましょう。

  • どのような結果を出したのか
  • どのようにして結果を出したのか

例えば、「プロゲーマーが解説!簡単攻略法」のような動画は、まさに好きなことで結果を出して、それを元に人に価値を提供しています。

関連記事:副業で月収100万を達成するコツ5選|やりたいことを副業にしよう 

4.貢献できる範囲を広げてお金を稼ぐ

好きなことで誰かに貢献できるようになったら、その範囲を広げてお金を稼ぎましょう。

好きなことであれば、どこまでも突き詰めることができます。そして、突き詰めることができれば、その分好きなことに関しての知見が深まります。知見が深まれば深まるほど、貢献できる幅が広がります。

ゲームで例を挙げると、最初は初心者向けの解説しかできていなかったけれど、上手くなったことで上級者向けの解説もできるようになった。これは、貢献できる範囲が広がっていますよね。

このように、自分が好きなことをより突き詰め、貢献できる範囲が広がれば広がるほど、お金につながる可能性も上がります。

好きなことを仕事にするためには

  • 誰に価値を提供できるのか
  • 提供するとしたらどのような形になるのか
  • 価値を提供できる人を増やすにはどうすればいいのか

これを考え、行動することができれば、趣味から転じて仕事になってきていると言えるでしょう。

 

5.稼いだお金で人を雇用して、さらにお金を稼ぐ

最後に、人を雇ってさらにお金が稼げるようにしましょう。

もちろん、全てを1人でやってある程度稼げたらいいなという人は、わざわざ人を雇う必要はありません。
しかし、日常を好きなことで溢れさせ、好きなことで生きていくためには、仲間を増やさないと届かないでしょう。一人でやることには限界があるからです。

そして、人が増えるとできることの範囲が広がるためお金も稼ぎやすくなります。
例えば、YouTubeの編集を誰かにお願いする。これができた場合、自分の時間を他のことに割くことができます。

また、好きなことを仕事にしているあなたが輝いていれば、周りに人は集まってきます。好きな仲間と、好きな仕事ができれば、より人生は豊かになるでしょう。

 

好きなことを仕事にする上での勘違い

ここで、みなさんに伝えたいことがあります。
それは、「好きなことを仕事にできないと思っている人は、大きな勘違いしている」ということです。

この項では、そんな人がしている大きな勘違い3つを紹介します。

結論からいうと、以下のものです。

  • 仕事にしたら、好きなことが嫌いになってしまうかも
  • 業務量が増えるけど、収入は減ってしまうかも
  • 好きなことを仕事にしたい人は多くいるから、自分には無理だ

 

1.仕事にしたことで、好きなことが嫌いになってしまう

「仕事にしたことで、好きなことが嫌いになってしまう」
これは勘違いです。

好きなことを嫌いになったというよりも、嫌いになるような取り組み方をしてるだけだからです。。

実際、好きなことを仕事にした場合、嫌いになってしまうケースはどのようなものがあるでしょうか?

例えば、絵を描くのが好きな人がクライアントから絵を依頼された時を想像しましょう。自分の描きたい絵と違う絵を描かないといけない場合、絵を描くことを嫌いになったと感じるかもしれません。

この場合、嫌になるような要素は『絵を描くこと』ではなく、『依頼された絵を描くこと』なのです。そして、そもそも好きなのも『絵を描くこと』ではなく、『自分の描きたい絵を描くこと』なのです。

ここを間違えることなく、好きなことが嫌いになるような要素を排除できれば、好きでいることができます。

以上のことから「仕事にしたことで、好きなことが嫌いになってしまう」これは勘違いだと言えます。

 

2.業務量は増えるが、収入が見込めないことがある

「業務量が増えるが、収入が見込めないことがある」
これも勘違いです。

そもそも、仕事の尺度を収入のみで考えていることと、仕事が増えることを嫌なことだと考えていることが課題だからです。

収入が減るのであれば支出を減らせば生活はできます。都内だと1Kの家賃は、6万くらいですが、地方に行くとその半分の家賃で住むことができます。

業務量が多いこと関しても、好きなことをやっている時間が増えるだけなのです。しかし、そこを苦痛に感じてしまうのであれば、そもそも熱中できるほど好きなことではないのかもしれません。

好きなことを仕事にするというのは『仕事=ライフワーク』と考えるということです。

「業務量が多くて、収入が少ないから好きなことは仕事にできない」ではなく、「支出を減らす覚悟が持てるほど、時間を忘れて熱中できるものが見つけられていない」ということなのです。

以上のことから「業務量は増えるが、収入が見込めないことがある」これが勘違いだと言えます。

 

3.好きなことを仕事にしたい人が多くいるため、自分は仕事にできない

「好きなことを仕事にしたい人が多くいるため、自分には仕事にできない」
これも勘違いです。

もちろん、これが勘違いなわけないだろと思う方も多くいると思います。

事実として、YouTuberなどもここ数年でかなり増え、好きなことを仕事にしたいと考えている人は増えています。

このような事実がある上で、なぜ勘違いと言い切れるのかと言うと、その考え方は有名な手段や有名な媒体だけでしか好きなことを仕事にできないと考えてしまってるからです。

前述したステップの中にもありますが、何かしらの結果を残していれば、そこに惹かれる人は存在します。そして、それをお金にする方法はリアルでその知識をコーチとして教えるなど、手段はいくらでもあります。YouTubeなど有名な手段だけがその道ではないのです。

例えば、もし受験業界で有名な予備校しかお金が稼げないのであれば、小さな個人塾は存在しないはずです。
自分が好きなことでお金を稼ぐには、何で差別化するのかを考えれば、小さく生き残ることができます

小さく生き残った先には、拡大する未来も期待できます。
このように、たとえライバルが多く見える場所を選んだとしても、好きなことを仕事にできる道はあります。

上記のことから、「好きなことを仕事にしたい人が多くいるため、自分には仕事にできない」が勘違いだと言えます。

関連記事:「失敗を恐れる」を克服するための方法3ステップ 

「好きなことを仕事にしたい」と考えている方はコーチングを受けるのがおすすめ

「好きなことを仕事にしたい」と考えている人は、コーチングを受けることをおすすめします。

理由は、コーチング以下のような効果があるからです。

  • 今ある思考の常識を壊す
  • その上で自分のやりたいことを探しだす
  • 自分が持っている可能性を最大限引き出す

上記の効果からコーチングを受けることで、自分が最大限情熱を注げる好きなことを見つけることができます。

しかし、
「そんな簡単に変われるわけないでしょ」
「何でコーチングってそんな効果があるの」と思う方もいると思います。

そこで、コーチングがどのようなものなのか、より詳しく解説した記事を貼っておきますので、ぜひ読んでみてください。

関連記事:コーチングとは?受けるメリット・目的・方法など全てを徹底解説

ここまで読んでいただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次