セルフコーチングとは?人生を変える方法を5ステップで解説!

この記事のまとめ

セルフコーチングってよく聞くけど実際効果はある?

コーチングのプロであるGOAL-Bがセルフコーチングのやり方を徹底解説!

「もっと充実した人生を送りたい」

「やりたいことを自由にやっていきたい」

このような願いを、誰しもが持っているものです。

GOAL-Bくん

そんな時に役立つのがセルフコーチング。

セルフコーチングを正しく実践することで、以下のようなメリットが得られます。

  • 自信が持てる
  • ストレスに強くなる
  • 自分軸で生きられる
  • 目標達成のスピードが上がる
  • 本当のやりたいことが見つかる

この記事では、以下のポイントを徹底解説します。

  • セルフコーチングの仕組み
  • セルフコーチングの本質的な効果
  • セルフコーチングの具体的なやり方

コーチングのプロが、セルフコーチングというものの本質を包み隠さずお伝えします。

重要なのは「知識」ではなく「実践」です。

この記事を参考に、さっそく今からセルフコーチングを実践してみましょう。

あなたの中に眠ったポテンシャルを解放すれば、どんどん人生が変わっていきます。

セルフコーチングでやりたいことを見つけるなら、プロ監修のワークシートを使いましょう。

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目次
松田 皓太
株式会社GOAL-B CMO
株式会社GOAL-BのCMO。同志社大学を卒業後、西日本シティ銀行に入社。2021年Salesforceに転職後、副業で株式会社ACILを経営。キャリアに関する情報を発信するメディア「ポジサラ」を運営。2023年会社売却をし、株式会社GOAL-B入社。日本一本質的なキャリア支援を目指し、今日も最高の1日を作り上げるメディアを運営。

セルフコーチングとは

セルフコーチングとは…
自分で自身を指導し、目標達成や成長を促進する手法のこと。

他者との対話を通じて行われるのがコーチング。

セルフコーチングでは、その対話の相手が自分自身となります。

STEP
自分の「思考・感情・行動」を観察する
STEP
適切な質問を投げかける
STEP
自分の内面を理解する
STEP
自分の望む目的を設定する
STEP
具体的なアクションプランを設定する
STEP
行動&改善
GOAL-Bくん

これがセルフコーチングの全体像です。

セルフコーチングを行う目的

セルフコーチングを行う目的は、2つあります。

• 自己理解

• 自己成長と目標達成

それぞれが独立しているわけではなく、相互に関係するものです。

自己理解ができるから本当に得たいものがわかる

本当に得たいものがわかるから目標が設定できる

目標が設定できるから具体的にやるべきことが見えてくる

具体的にやるべきことが見えてくるから行動に起こせる

具体的な行動を起こすから成長する

成長するからより自己理解が深まる

「自己理解→目標設定→行動→成長→自己理解」のサイクルが生まれる。

このような循環によって、人生を望む方向に導くことがセルフコーチングの目的です。

セルフコーチングの基本的な考え方

私たちの人間の行動は、およそ95%の無意識によって決定されています。

無意識とは…
意識的に考えずとも自然に行われる行動や反応のこと。

たとえば、以下のようなものが無意識に含まれます。

  • 日常の習慣
  • 瞬時の判断
  • 本能的な欲求

「やらなきゃいけないとわかっていても、なかなかできない」

「変わりたいのに、なかなか自分を変えられない」

GOAL-Bくん

よくある葛藤ですよね。

これは「変わりたくない」という無意識の強い力によって、現状に引き戻される現象です。

例:ダイエット

「痩せたい。」

理性(有意識)の働き

「食べることでストレスを解消したい」

欲求(無意識)の働き

この無意識の力を理解し活用することが、セルフコーチングの基本的な考え方になります。

セルフコーチングが持つ4つの本質的な効果

よく勘違いされますが、セルフコーチングはただの「目標設定テクニック」などではありません。

GOAL-Bくん

きちんと本質的な効果があります。

以下の4つが、セルフコーチングの本質的な効果です。

セルフコーチングの本質的な4つの効果
  • 自分が自分を理解できるようになる
  • 本当に望む「やりたいこと」が見つかる
  • 真の自己肯定感が身に着く
  • やるべきことがわかり現実が前進する

自分が自分を理解できるようになる

セルフコーチングによって、「自分」というものの理解が深まります。

人は、自分が思う以上に自分のことを理解していない。

子どもの頃から、私たちは生き延びるための「鎧」を無意識に身に着けていきます。

身に着けた「鎧」の例

親の仲が悪かった

→険悪なムードを和らげることに必死だった

「自分がピエロになることで居場所を確保する」という「鎧」

親が褒めてくれることはなかった

→唯一関心を示してくれた勉強を必死に頑張った

「勉強の成績が優秀であることで居場所を確保する」という「鎧」

このように、自分が生存するために鎧を身に着けるのです。

生存のために無意識にやってしまう行動であるため、意識することが難しい。

大人になればなるほど、その鎧はさらに強固になってしまいます。

以下のような、”背負わなくてはいけないもの”が重たくのしかかるためです。

  • 社会的な責任
  • 社会的な役割
  • 世間体

それらを全うするために、生きるために身に着けなくてはいけない鎧が余計に増えてしまいます。

  • 嫌な人にも笑顔で接する
  • 感情をなるべく表に出さない
  • 立場をわきまえ空気を読む
GOAL-Bくん

どんどん「本当の自分」を見失ってしまうのです。

セルフコーチングでは、”鎧”を発見し少しずつ解きほぐす。

鎧から解放されることで、自分らしさを取り戻すことができるのです。

本当に望む「やりたいこと」が見つかる

自分の本音がわかるようになってくると、徐々に本当に望むやりたいことが見えてきます。

「世界を平和にしたい」といった崇高なものである必要はない。

大抵の場合、まずは自分を満たす「やりたいこと」から始まります。

  • 行ってみたい場所に行く
  • 食べたかったものを食べる
  • 嫌なことをハッキリと断る
  • 親から禁止されていたやりたかったことを思いっきりやる

このような欲求に素直になることも、十分「自分らしく生きるための行動」です。

欲求に従って行動することで、あらゆる気づきが得られる。

その気づきから、人生における「本当にやりたいこと」が見つかるのです。

自分が満たされれば、自然と「自己表現」「自己実現」の芽が出る。

GOAL-Bくん

あらゆる行動の気づきを、必ずメモしておきましょう。

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真の自己肯定感が身に着く

セルフコーチングを行うことによって、真の自己肯定感が身に着きます。

よく巷で言われる「自己肯定感」は誤ったものが多い。

「〇〇で自己肯定感を上げよう!」

「憧れる自分になろう!」

これは偽りの自己肯定感です。

なぜなら上記の自己肯定は、「何かしらの条件を満たさなくてはいけない」から。

GOAL-Bくん

真の自己肯定感には、「条件」を満たす必要などありません。

どんな状態になろうと関係ない。
自分は自分。

フラットに自分自身を捉えた結果、自然と自分の存在が肯定されるのが真の自己肯定感です。

  • 肌が荒れている
  • 太っている
  • 薄毛だ
  • 自信がない

一般的にネガティブだとされる要素を持っていようと、一切関係ありません。

身長が何センチだろうが、体重が何キロだろうが、そんなもの関係ありません。

「だから何?それが自分だけど?以上。」

GOAL-Bくん

これが、真に自己肯定ができている状態です。

この状態になれるのが、セルフコーチングの本質的な効果です。

なぜなら、セルフコーチングによって、自分が本当に求めるものがわかるから。

自分が本当に求めるものがわかるからこそ、他者や社会から押し付けられた価値観がどうでもよくなるのです。

やるべきことがわかり現実が前進する

セルフコーチングで本音を探っていくことで、やりたいことが見えてきます。

やりたいことが明確になるからこそ、「何をすれば良いのか」が見えるようになるのです。

具体的にやるべきことが見えれば、行動を起こしやすくなる。

つまり、現実を前進させられるのです。

多くの人は人生を変えたいと願いながらも、変えることができない。

それは、「本当にやりたいこと」がわかっていないからです。

やりたくないことに対して行動を起こそうと思わないのは、至って当然のこと。

GOAL-Bくん

とてもシンプルな理屈です。

とはいえ、「本当にやりたいこと」を見つけるのはなかなか難しいですよね。

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セルフコーチングはどんな人に向いているか

以下のような人に、セルフコーチングは向いています。

セルフコーチングが向いている人
  • 自己成長を望む人
  • モチベーションを高めたい人
  • メンタルが弱いと悩む人
  • 生きづらさを感じている人
  • 生きることが無意味だと感じる人

自己成長を望む人

「自分はこのままでいいのかな…」

「自分はこんなもんじゃないはず」

現状に満足せず、自らを高めたいと願う人にセルフコーチングは最適です。

停滞感やマンネリを感じるのは、変わることを望んでいる証拠。

GOAL-Bくん

成長のチャンスでしかありません。

セルフコーチングは、今まで見過ごしていた本当の欲求価値観を見つけることができます。

だからこそ、自己成長の具体的な方向性が明確になり、新たな一歩を踏み出せるのです。

モチベーションを高めたい人

  • モチベーションを高めたい
  • そもそもモチベーションがないことに悩んでいる

こんな人にセルフコーチングは向いています。

モチベーションが湧かない場合、心から望むことを理解していない可能性がある。

周囲の期待や社会の規範に縛られ、心から望むことを見失ってしまいがち。

GOAL-Bくん

心から望むことではないため、モチベーションは上がりません。

セルフコーチングは、その見えない欲求を探り当てることができます。

「欲求」はモチベーションの問題を消し去る。

✕「やらなければならない」

 ↓

〇「やりたいからやってしまう」

欲求に従って行動すれば、モチベーションが尽きることはありません。

GOAL-Bくん

持続的な状態になれるのです。

メンタルが弱いと悩む人

メンタルが弱く落ち込みがちな人も、セルフコーチングによって大きな恩恵を得られるでしょう。

メンタルが弱いと感じる原因

  • 他人との比較
  • 自己評価の低さ

「比較」は、他人の基準で自分を測る行為です。

つまり、「他人の基準で自分を測れる」と思っていることに問題の核があります。

GOAL-Bくん

だから、いつも他人の評価に引っ張られてしまうのです。

自分の望むことが明確ではないから、比較による安心感を得ようとしてしまう。

セルフコーチングでは、自分の生きたい人生を明確に定義付けます。

GOAL-Bくん

自分の人生に”力強い軸”ができるのです。

他人の評価に左右されず、自分の価値観に基づいて生きる力を身に着けることができるのです。

生きづらさを感じている人

生きづらさを感じている人に、セルフコーチングは向いています。

生きづらさを感じる人は、「他人や社会の期待」ばかりに応えようとしてしまう。

  • 自分がどう感じるか
  • 自分はどうしたいのか

このような、主観的な評価を置き去りにしてしまいがち。

外側に合わせよう合わせようと、自分を否定し続けるから生きづらさに苦しむのです。

セルフコーチングでは無意識の自己否定に気づき、価値観を再確認できる。

自分の価値観が明確になれば、いちいち他人に振り回されることが激減します。

自分らしい生き方に自信を持てるのです。

生きることが無意味だと感じる人

生きることに無意味さや虚無感を感じる人にも、セルフコーチングは有効です。

生きることが無意味だと感じる原因として、以下のような傾向がみられます。

  • 「稼げるか」で判断する
  • 「将来の役に立つか」で判断する
  • 「褒められるか」で判断する

つまり、極端な合理主義に陥ってしまいがち。

極端な合理主義に陥った時、自分の感じる感情には一切の意味が無くなる。

だからこそ、感情が麻痺し、人生を味わうことができなくなってしまうのです。

セルフコーチングは、自分が何に喜びを感じるのかを再確認できる。

実際に喜びを感じる行動を取れば、生きることの楽しさ・喜びも戻ってきます。

無力感から抜け出し、人生を楽しむ力を再び手に入れることができるのです。

【5ステップ】セルフコーチングの具体的なやり方

セルフコーチングは基本的に、以下の5ステップの流れで実践していきます。

セルフコーチングの具体的なやり方
  1. 「目的」と「目標」を設定する
  2. 現在地を正確に受け取る
  3. 必要なアクションプランを決める
  4. 期限を設ける
  5. 行動を止めている「言い訳」をあえて見る

「目的」と「目標」を設定する

まず「目的」と「目標」を設定します。

「目的」はGOAL、「目標」はチェックポイント

【目的】
→「〇〇を手に入れる」

【目標】
→「そのために来月までに✕✕を達成する」

GOAL-Bくん

実は、ここが最も重要。

最初がズレると、全てがズレてしまいます。

しっかりと内面と自己対話を深め、「本当に手に入れたい目的」を設定する必要があります。

本当に手に入れたいと思えなければ、目的も目標も機能しない。

大して欲しくもないものに、モチベーションは湧かないのは当然のことです。

現在地を正確に受け取る

手に入れたい目的が決まり目標を定めたら、次に現在地を正確に把握する必要があります。

GOAL-Bくん

なぜ、現在地を正確に受け取る必要があるのか。

それは、自分の立っている場所によって、適切な行動が大きく変化するからです。

現在地の受け止め方を誤ってしまうと、やるべき行動を間違ってしまう。

【例:筋力トレーニング】

誤った現在地の認識

✕「ベンチプレスをやったこともないのに、100kgを簡単に上げられるはずだと勘違いする」

誤った行動

最初から重すぎるウェイトに挑んでしまう

行動の結果

  • ケガをしてしまう
  • 出来ない自分に落ち込む

【例:年収1000万稼ぐ】

誤った現在地の認識

✕「現状300万なのに、スキル的には1年で1000万行けると勘違いする」

誤った行動

  • 無計画に仕事を辞めてしまう
  • ひとまず稼げそうな副業に片っ端から手を出す
  • いきなり高単価商材を扱う

行動の結果

  • 全く売れずに成果が出ない
  • 高額なコンサルをつけるも実行できない
  • 出来ない自分に落ち込む

最初から自分に課すハードルが高すぎるがゆえに、必要以上に落ち込んでしまうことも。

GOAL-Bくん

これでは継続して行動するのは難しいでしょう。

今の自分に出来ないことを、
足りないものを素直に受け取る

適切な行動を取るのに、非常に重要なことです。

必要なアクションプランを決める

次に、具体的なアクションプランの設定に入ります。

  • 目的・目標
  • 現在地

この2つが把握できれば、自ずとギャップが見えてきます。

GOAL-Bくん

つまり必要な行動が見えてくるということ。

例:旅行

【目的地】

沖縄

【現在地】

北海道

【必要なアクションプラン】

→まずは予算を決める

→日付を決める

→休みを取る

→ルートを調べる

→宿を取る

→パッキングをする

これを仕事の文脈に変換すると、以下のようになります。

【目的地】

年収1000万

【現在地】

年収300万

【必要なアクションプラン】

→そもそも仕事を変える

→やりたいことを決める

→やりたいことに沿ったビジネスモデルを決める

→副業を始める

→まずは低単価案件で実績を貯める

人は、やるべきことが具体的になればなるほど、行動を起こしやすくなる。

アクションプランを細かく具体化するからこそ、適切かつコンスタントに行動を起こせるのです。

期限を設ける

行動を決めたら、必ず期限を設けなくてはいけません。

なぜなら、期限を設けない限り、完了させる事が非常に難しくなってしまうからです。

ではなぜ期限を設けなければ、完了させることが難しくなるのか。

それはシンプルに、クオリティやこだわりには終わりがないからです。

問題や課題を見つけようと思えば、無限に見つかってしまいます。

期限まで仕事が膨張する現象を「パーキンソンの法則」と呼ぶ。

「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」

パーキンソンの法則 | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング (murc.jp)

だからこそ、きちんと期限を設定する必要があるのです。

行動を止めている「言い訳」をあえて見る

最後に、あえて脳裏に浮かぶ「言い訳」を見ていきます。

なぜ「言い訳」を探るのか。

GOAL-Bくん

それは以下の2つを探るためです。

  • 無意識のルール
  • 無意識のブレーキ

【言い訳を深堀する例】

目標「YouTubeに動画投稿を始める」

言い訳「でも、編集の技術もないし、話せるほどの知識もない…」

なぜ編集しなきゃいけないと思っているの?

なぜ知識が必要だと思っているの?

編集しないとちゃんとした作品にならないから

ちゃんと完璧に役に立つ内容にしなきゃいけないから

【隠れていた無意識のルール】

「役に立たなければ、作品を世に出してはいけない」

「ちゃんとした作品でなければ世に出してはいけない」

【隠れていた無意識のブレーキ】

では、なぜ?役に立つちゃんとした作品じゃなくてはいけない?

完璧じゃない物を出して批判されるのが怖いから

「否定されるのが怖い」

このように、出てきた言い訳に対して「なぜ?」と問いかけていきます。

GOAL-Bくん

すると、無意識のルール・ブレーキが見えてくるのです。

もちろん、見えたからと言って、すぐにそのルール・ブレーキが無くなるわけではありません。

しかし、見えるからこそ「本当に手に入れたいもの」と天秤にかける事が出来ます。

怖いけど、
それでも達成したい目標だからやる。

この意識こそが、現実を前進させるときに重要になるのです。

【回答例あり】セルフコーチングで使える質問リスト

実際にセルフコーチングで使える質問と、その回答の例を用意しました。

以下の2つの視点での質問を用意したので、参考にしてみてください。

2種類の質問リスト
  • 目標達成基本質問リスト
  • 「思い込み」を探る質問リスト

目標達成基本質問リスト

Q.もし必ず成功するとしたら何をしますか?

【回答例】

「地元に小さなカフェを開業して、自分の考えたオリジナルメニューを提供したい。

ずっと温めていた夢で、地域の人々が集まって交流できる場所を作りたいから。」

Q.それをやっているところを想像するとどんな感情が湧いてきますか?

【回答例】

「心が満たされて、毎日が充実している。

自分の作った料理をお客様が楽しんでくれている姿を想像すると、達成感が湧いてくる。

「あぁ、明日も頑張ろう」と毎日思えている。

寝るのがもったいなく、朝起きるのが待ち遠しい。」

Q.もし、その理想が手に入らなかったら、どんな悪いこと・悪い感情が出てきますか?

【回答例】

「自分の夢を諦めざるを得ないという悲しさや焦燥感が襲ってくる。

妬ましさから、好きだったはずの個人経営のカフェに行けなくなってしまうかもしれない。」

Q.では、それを実現するにはどんなことが必要ですか?

【回答例】

「まずはどれくらいの資金が必要か調べる。店舗の場所やコンセプトを明確にする。必要な資格・営業許可等を取得する。メニューの試作を繰り返す。まずは家族に感想をもらう。効果的な宣伝方法を考える。」

Q.何年何月何日までに達成しますか?

【回答例】

「1年後の今日、カフェをオープンする。この期限までに必要な準備をすべて終え、オープン初日に向けたイベントも企画する。」

Q.そのために今日・今週・今月は何をしますか?

【回答例】

「今日は開業に必要な資格や許可についてリサーチし、リストアップする。

今週中には店舗のコンセプトを固める。

今月中には事業計画書を完成させる。」

「思い込み」を探る質問リスト

人は、思い込み・先入観によって、勝手に自分の行動を制限してしまうものです。

行動を制限する思い込みを特定するための、5種類の質問リストを用意しました。

5つの質問リスト
  • 嫉妬心から本心をあぶりだす質問
  • 理想像から固定観念をあぶりだす質問
  • 過去の経験からパターンを探る質問
  • 周囲の人との関係性から探る質問
  • 思考のクセから探る質問

嫉妬心から本心をあぶりだす質問

嫉妬心は「本当は自分もそれが欲しい」というサインです。

だからこそ、自分の本心を探るきっかけとして利用できる。

この感情を活用して、自分の欲求や目標を明らかにするための質問です。

Q.最近、誰かに対して嫉妬を感じたことはありますか?

【回答例】

「友人が昇進して、キャリアが順調に進んでいるのを見て、嫉妬を感じた。

自分ももっと評価されたいと思っているのかもしれない。」

Q.その人が持っているもので、あなたが欲しいと思ったものは何ですか?

【回答例】

「自分の努力が認められ、責任あるポジションを任されること。また、それに伴う自信と周囲からの尊敬。」

Q.もしそれらが手に入ったとしたら、何がしたいですか?

【回答例】

「より多くのプロジェクトに挑戦し、自分のスキルをさらに高めたい。

より良い結果を出すためのリーダーシップを発揮したい。」

嫉妬心からわかった「本当に欲しいもの

「より多くのプロジェクトに挑戦したい」

「スキルを高めたい」

「リーダーシップを取りたい」

理想像から固定観念をあぶりだす質問

自分の持つ理想像は、得てして外部からの影響で形成されています。

  • 社会的に評価されるから正社員になる
  • お金持ちになれそうだから社長を目指す
  • モテそうだから外資系企業に入る

これらはあくまで、社会から「欲しがるように仕向けられた」もの。

GOAL-Bくん

つまり本心とズレている可能性があります。

そのズレをチェックするための質問です。

Q.あなたの理想像はどんなものですか?

【回答例】

「大手企業で働き、安定した収入と社会的な地位を持つこと。」

Q.その理想像は、自分自身が本当に求めているものですか? それとも他人の期待に沿ったものですか?

【回答例】

「よく考えると、自分が本当に求めているのは、ワクワクするチャレンジ。

社会的な地位や安定は、周りからの期待に影響されているかもしれない。」

Q.その理想を追い求めることで、何を得たいと感じていますか?

【回答例】

「周囲からの尊敬や安心感。しかし、それが本当に自分の幸せに繋がるかは、正直疑問に感じている。」

Q.もしその理想が手に入らなかったとしたら、どう感じるでしょうか?後悔すると思いますか?

【回答例】

「一時的には失望するかもしれないが、自分にとって本当に大切なものに目を向けるチャンスだと考えられる。

きっと後悔よりも、期待を捨てた清々しさの方が勝つと思う。」

過去の経験からパターンを探る質問

私たちの過去の経験は、今の行動や思考パターンに大きな影響を与えています。

  • 過去の失敗
  • 成功体験

ポジティブであれネガティブであれ、現在の選択肢を制限している要因となるのです。

誰しも、過去のパターンを引きずる。

過去の経験から思い込みのパターンを見つけ出し、打破するための質問を用意しました。

Q.過去に何度も繰り返している失敗や成功はありますか?

【回答例】

「人前で話すことが苦手で、何度もプレゼンで失敗した経験がある。

その結果、重要な場面で自信を持てなくなっている。」

Q.そのパターンは、どんな状況で発生していますか?

【回答例】

「準備不足や緊張感が高まる場面で、頭の中が真っ白になりがち。

特に、「自分の力を証明して認められたい」と強く思うほど失敗しやすい。」

Q.そのパターンが現在の行動にどのような影響を与えていますか?

【回答例】

「プレゼンや会議での発言を避けるようになっている。

結果的に自分の意見やアイデアを十分に表現できていない。」

Q.そのパターンを変えるためには、どんな新しい選択肢がありますか?

【回答例】

「事前にしっかりと準備して、小さな成功体験を積み重ねることで自信をつける。

また、失敗しても自分を責めずに、次にどう改善できるかを考える。」

周囲の人との関係性から探る質問

他者との関係性は、自己認識や行動に大きな影響を与えます。

  • 他人からどう思われたいか
  • 他人のどんな言葉に傷つくか

これらは、自分の中にある思い込みを浮き彫りにする重要な手がかりです。

この視点から、自分の中にある隠れた思い込みを発見するための質問です。

Q.周りの人にどう思われたいと思っていますか?

【回答例】

「頼りがいがあり、仕事ができる人だと思われたい。

そのため、弱みを見せるのを避けている。」

Q.どんな言葉が一番傷つきますか?

【回答例】

「『君には向いてない』と言われるのが一番傷つく。

自分の努力や存在が否定されたように感じるから。」

Q.その傷つく言葉に対して、どう反応していますか?

【回答例】

「強がって見せたり、逆に過剰に自分を責めたりすることが多い。

でも、そのたびに自信を失ってしまう。」

Q.その反応は、自分の価値観や思い込みにどのように関連していますか?

【回答例】

「自分は常に完璧でなければならないという思い込みがある。

そのため、他人の評価に過剰に反応してしまう。」

思考のクセから探る質問

思考のクセも、行動や決断に大きな影響を与えています。

このクセを認識すると、そこに潜む思い込みを逆算的に特定する事ができます。

Q.日常的に「〜しなければならない」と思うことは何ですか?

【回答例】

「毎日、全てのタスクを完璧にこなさなければならないと感じている。」

Q.その「〜しなければならない」と感じる理由は何ですか?

【回答例】

「ちょっとの抜け漏れで、他人に迷惑をかけたくない。

なおかつ、評価を下げたくないという思いが強いから。」

Q.もしその考え方を手放したら、どんな変化が起きるでしょうか?

【回答例】

「少し肩の力を抜いて、日々をもっとリラックスして過ごせる。

結果として、逆に効率が上がり、質の高い成果が出せるかもしれない。」

Q.その変化がもたらす可能性に対して、どんな気持ちになりますか?

【回答例】

「少し不安はあるけれど、心が軽くなりそう。

もっと自分らしく生きられるようになる気がする。」

セルフコーチングでやってはいけない6つのこと

セルフコーチングは自分との対話で、全てが進行していきます。

そのため、気付かないうちに効果の出ないやり方に陥ってしまうことも。

以下の6つのやってはいけない点に注意して、セルフコーチングに取り組みましょう。

やってはいけない6つのこと
  • 比較をしてはいけない
  • 完璧主義に陥ってはいけない
  • 現実逃避に使ってはいけない
  • 自己批判的な「反省」をしてはいけない
  • 無理な目標設定をしてはいけない
  • 進捗を無視してはいけない

比較をしてはいけない

目標設定をする際に、ついついやりがちなのが「誰々よりもうまくいった」という思考です。

GOAL-Bくん

これは根本的に間違っています。

セルフコーチングでは、そもそも他者との比較をしてはいけません。

なぜなら、あなたの人生はあなたでしか評価できないからです。

あなたが生きたい人生に、他人が干渉する余地などどこにもない。

GOAL-Bくん

つまり、そもそも比較など不可能。

他者との比較ではなく、以下の2点のみにフォーカスしましょう。

  • 過去の自分からどれくらい成長したか
  • もっと上手くいくには、どうしたらいいか?

完璧主義に陥ってはいけない

セルフコーチングを活用したからと言って、全てが完璧に上手くいくことはありません。

「一旦暫定的な自己理解で、ひとまずやってみる

「一旦暫定的な目標を設定し、ひとまず達成してみる

GOAL-Bくん

このような「暫定思考」を持つことが重要。

なぜなら、完璧な目標・完璧な行動を目指しすぎると、一向に行動に映せなくなるからです。

どんなに準備に時間をかけても、完璧な状態など訪れない。

たしかにセルフコーチングは、より効率的かつ確実性高く自己実現をするための”道具”。

しかし、あくまで”道具”でしかなく、夢を叶える魔法の杖などでは決してありません。

結局は、「近道など無い」と覚悟を決め、一歩一歩積み上げるしかないのです。

常に状況を客観視して、判断を修正することは重要。
しかし、そればかりでは現実が前進しない。

セルフコーチングは「1回やればオシマイ」というものではありません。

何度も繰り返し実践し、
徐々に人生を前進させていく。

この前提に立つことが重要です。

GOAL-Bくん

決して焦る必要はありません。

現実逃避に使ってはいけない

セルフコーチングは、自分で自分を監視しなくてはいけません。

だからこそ、自分の悪い部分を素直に受け止められないことも往々にしてあります。

GOAL-Bくん

どうしても、自分の都合のいいように捉えてしまいがち。

【例】「自分はHSPである」

「HSPだから感受性が優れている。だから表現活動をすれば皆が認めてくれるはずだ」

「人が求めるものを届ける」という視点が欠け、自己満足になってしまう

これでは殻に閉じこもり、現実を見ないようにしているだけです。

もちろん、自分の特性を理解することが重要なのは言うまでもありません。

しかし、それを免罪符にして、社会に自己満足を押し付けるのは間違いです。

自己批判的な「反省」をしてはいけない

セルフコーチングにおいて、基本的に「反省」は必要ありません。

なぜなら「反省」は、過去の上手くいかなかった部分に目を向ける行為だからです。

上手くいかなかった点を見つめたところで、マイナスをゼロに戻す「改善策」しか出ません。

反省によって見出した改善策は、「問題が解決される改善策」でしかない。

問題が解決しても、得られるのは「問題が解決した未来」

「目標の達成」には近づかないのです。

GOAL-Bくん

考えるべきことは以下の1点のみ。

目的を達成するためにどうしたらよいか?
何をすべきか?

目標達成に必要な行為を実行すれば、問題が丸ごと包括され自然と解決される。

つまり前に進もうとする限り、過去を意識する必要はありません。

無理な目標設定をしてはいけない

セルフコーチングを活用する人に、よくありがちなのが「とにかく高い目標を立ててしまう」こと。

GOAL-Bくん

これはNGな行為。

現実的に達成不可能な目標は、自分を動かすモチベーションにはなりません。

なぜなら、具体的なアクションに結びつかないから。

人間は、具体性のないものにはモチベーションが湧かない。

GOAL-Bくん

「やろう!」という気持ちすら湧きませんよね。

優れた目標は「今この瞬間から何をすべきかがわかる目標」。

もちろん「人生の目的」として、現時点で実現不可能なことを据えるのは間違いではありません。

むしろクリエイティビティが発揮されたり、長期的な方向性を見誤ることを防いでくれます。

しかし、「短期的な目標に据える」という場合においては間違いです。

究極的に言えば、「目標か高いか低い」はどうでも良いこと。

どんな目標だろうと、「あなたの理想に近づいている」のであればそれが正解です。

決して「目標を高くすること」が目的ではないことを、必ず覚えておきましょう。

進捗を無視してはいけない

セルフコーチングは、自分で自分を監視しなくてはいけません。

GOAL-Bくん

ついつい自分に甘くなりがち。

誰も怒らないし、誰からの指摘もないのですから、無理はありません。

だからと言って、進捗を無視してしまえば、現実は前進しないままです。

GOAL-Bくん

とはいえ、常に自分に厳しくするのはシンドイですよね。

進捗をきちんと直視するためには、以下のことを意識する必要があります。

進捗のチェックに、
「良し悪しの判断」を介入させない

どういうことか説明します。

  • 予想よりも進んだから良い
  • 想定よりも全く進まないから悪い

この「進んだから良い」「進んでないから悪い」を手放してしまうことです。

常にニュートラルに、ただ数字だけ見る。

これが、進捗を無視しないために重要なことです。

セルフコーチングを実践してみたい人によくある質問

セルフコーチングを実践してみたい人によくある質問に回答しました。

  • セルフコーチングとは何ですか?
  • セルフコーチングでやってはいけないことは?
  • セルフコーチングのデメリットは?

セルフコーチングとは何ですか?

自分自身をコーチとして、自分の目標達成や自己成長をサポートする手法です。

自分との対話を基本に、やりたいことや目標達成の筋道を描いていきます。

外部のコーチがいないため、いつでもどこでも実践可能。

正しく自己理解を深めていけば、行動を促進することができます。

セルフコーチングでやってはいけないことは?

セルフコーチングを、自分に都合の良い解釈・言い訳の手段として使ってしまうことです。

例えば「私はHSPだから、この挑戦は無理」と決めつけてしまうケース。

自分の特性を理解しつつも、それを理由にして新しい挑戦を避けては意味がありません。

重要なのは「できない理由」ではなく、「どうやったらできるだろうか?」と考えること。

GOAL-Bくん

バランスを保ちながら、適切な対応策を練りましょう。

セルフコーチングのデメリットは?

セルフコーチングのデメリットは、自分の無意識の行動に気付きづらいという点があります。

  • 自分の長所を過小評価してしまう
  • 都合の悪い真実から目を背ける

内省に慣れていない場合、自分の思考の枠を広げることは簡単ではありません。

GOAL-Bくん

なかなか現実が変わりません。

また、他者の視点を得られないため、新たな発見やアイデアが乏しくなる可能性もあります。

まとめ:セルフコーチングとは?人生を変える方法を5ステップで解説!

セルフコーチングで人生を変えるための5ステップを解説しました。

セルフコーチングは、その性質上どうしても難易度が高い傾向にあります。

  • 自分に甘くなってしまう
  • 設定した目標を後から下げてしまう
  • いつもの自分のパターンに戻ってしまう
GOAL-Bくん

自分を律するのはとても難しいですよね。

どうしても小手先のテクニックでは、表面的な改善で終わってしまいがちです。

だからこそ、意識や思考ではなく無意識の部分にアプローチしなくてはいけません。

人間の行動は、95%の無意識によって決定づけられる。

無意識に気付き、より効果的に人生を変えるならプロのコーチングを受けるのが一番です。

コーチングについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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この記事を書いた人

松田 浩太のアバター 松田 浩太 株式会社GOAL-B CMO

株式会社GOAL-BのCMO。同志社大学を卒業後、西日本シティ銀行に入社。2021年Salesforceに転職後、副業で株式会社ACILを経営。キャリアに関する情報を発信するメディア「ポジサラ」を運営。2023年会社売却をし、株式会社GOAL-B入社。日本一本質的なキャリア支援を目指し、今日も最高の1日を作り上げるメディアを運営。

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