コーチングをするためには、さまざまなスキルが必要です。
一般的には、傾聴力や共感性などが求められますが、実はもっと本質的に大切なスキルがあります。
本当に大切なスキルを身につけることができなければ、一流のコーチになることはできません。
そこで今回は、コーチングに必要なスキルについて解説します。
また、必要なスキルを知っておけば、コーチングを受ける際にサービスを選ぶ基準にもなります。
この記事を読み終わった後には、よりコーチングについて理解することができます。ぜひ最後までご覧ください。
コーチングとは?
コーチングとは、目標達成のためのコミュニケーション技術を指します。
「教える」のような一方的なコミュニケーション技術ではありません。受け手であるクライアントの考えを質問によって引き出し、それによって目標達成を支援するものです。
たとえば、学校の授業でよく行われるティーチングと、コーチングを比較してみます。英語のテストで伸びない生徒がいたとしましょう。学校教育で行われているティーチングでは、「このように勉強しなさい」と方法論を提示します。
一方でコーチングでは、「英語のテストで点数を取るために、今きみがやらないといけないことは何かな?」と質問を投げかけます。
両者に優劣はありません。アプローチ方法が違うだけです。ただ、コーチングの方がより柔軟に発想できるのは事実です。ティーチングでは1つの正解を与えられる一方、コーチングでは考えを引き出すアプローチなため、答えが1つとは限らず、柔軟な発想が許されているからです。
このようにコーチングは、質問を通じて相手の考えを最大に引き出すことで、目標達成を支援するコミュニケーション技術を指します。
コーチングに必要なスキル
コーチングにはよく傾聴や質問力が大事と言われるがもっと本質的に大事なことがある。本質的に大事なことをh3で解説
コーチングは、傾聴力や共感力などさまざまなスキルが必要だと言われています。しかし、これらのスキル以上に本質的で、大切なスキルが存在します。
本当に大切なスキルは、主に以下の3つです。
- エフィカシー
- 大きな実績
- 人間の原理原則の理解
それぞれ詳しく解説します。
エフィカシー
エフィカシーとは、「根拠のない自信」「自己効力感」ともいわれています。
例えば、
- なんでもできる気がする
- 自分ならできる
という感覚を持つ人のことをエフィカシーが高い状態といいます。物事に成功したり、自分のやりたいことを現実にするためには、行動を続けることが重要です。
失敗の恐怖よりも、成功したときのワクワクをイメージしなければ、行動を続けることはできません。成功したときのワクワクをイメージする時に、必要なのがエフィカシーなのです。
そのため、自分のやりたいことを現実にしたいクライアントにとってエフィカシーは必要不可欠といえます。
そして、クライアントにエフィカシーを高めてもらうためには、まずはコーチのエフィカシーが高い必要があります。
自分の人生の成功を本気で信じることができなければ、他人の人生の成功を本気で信じることができないからです。
コーチとして他人の人生に関わる以上、エフィカシーが高いことは必須条件です。
より詳しくエフィカシーについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:エフィカシーって何?エフィカシーを高める必要性とその方法5選
大きな実績
コーチが大きな実績を残していなければ、クライアントの現実を変えるコーチにはなれません。大きな実績とは、コーチが「本当にやりたいことをやり成果を上げているか」ということを指します。
例えば、
- パーソナルジムを経営してる
- ベストボディジャパンで優勝したことがある
- 世界中を旅したことがある
のように、やりたいことを実現させていますか。コーチとして、傾聴力や共感力などコーチングセッション中に用いるスキル以上に、コーチ自身がどんな人であるかが重要です。
例えば、ソフトバンクの社長である孫正義さんと、何もやりたいことを実現させていないコーチではどちらのほうが、クライアントに信頼されるでしょうか。
圧倒的に、孫正義さんなはずです。
仮に、同じ言葉を言われたとしても孫正義さんからのアドバイスのほうが素直に聞き入れるでしょう。
コーチングでは、コーチが発する言葉も大事ですが、それ以上に誰がコーチをしているかのほうが重要です。
コーチになる人は、まず自分自身の実績を作ることから始めましょう。
人間の原理原則の理解
人間の原理原則とは、
- どうしたら人は行動をするのか
- どうしたらやりたいことを叶えることができるのか
これらの論理をしっかり理解していることを指します。この原理原則を理解していなければ、根拠を持ってクライアントに言葉を届けることができません。
例えば、人間にはホメオスタシスという機能があります。別名、恒常性維持機能ともいい、人間は安心安全なゾーンに留まり続けることを指します。人間の体温は基本的に36度です。仮にサウナに一度入ったとしても、時間が経つと、36度に戻ります。これがホメオスタシスの正体です。
このホメオスタシスは、心にも存在します。会社員として10年間、働いてきた人がいきなり、退職を決めたとしてもなかなか行動することはできません。これは、会社員の生活が安心安全のゾーンになっているからです。
このような人間の原理原則を理解しているからこそ、クライアントの成し得たい結果に対して、しっかり根拠を持って向き合うことができます。
人間の原理原則について、より詳しく知りたい人は、以下の動画をご覧ください。
関連動画:【認知科学に基づくコーチングとは】マインドを変えれば人生は変わる
コーチングに必要なスキルを身につける方法
ここまでコーチングに必要なスキルについて解説してきました。かなりハードルが高いと感じた方も多いのではないでしょうか。
そこで、必要なスキルを身につけるための方法を解説します。身につけるための方法は、主に以下の3つです。
- エフィカシーの高い人と生活をする
- 高いGOALを決めて行動をする
- コーチングを受ける
それぞれ詳しく解説します。
エフィカシーの高い人と生活をする
エフィカシーを高めるための方法で最も効果があるのは、エフィカシーの高い人と生活することです。エフィカシーの高い人は、前向きな言葉しか発しません。
- 絶対やれます
- 絶対うまくいく
- 最高です
このように前向きに関わってくれる人と一緒に過ごすことで、前向きになります。また、エフィカシーが高い人は、自分の可能性だけでなく、他人の可能性も信じることができます。
そのため、エフィカシーの高い人と関わることでエフィカシーを高めることができるでしょう。
高いGOALを決めて行動をする
高いGOAL設定とは、
- パーソナルジムを経営する
- ベストボディジャパンを優勝する
- フルマラソンを完走する
のようなものを指します。現状では考えられない理想をイメージしてGOALを設定する必要があります。高いGOALを設定することで、現状と理想のギャップを認識します。理想と現実とのギャップは、理想へのワクワクと現状への危機感が生まれ、行動を加速することができます。
高いGOAL設定について詳しく知りたい人は、以下の動画をご覧ください。
関連動画:【全ビジネスマン必見】「高いGOAL」を設定をすべき理由を徹底解説
コーチングを受ける
必要なスキルを手に入れるために、最も効果的なのがコーチングを受けることです。コーチングを受けることで、人間の原理原則を知ることもでき、エフィカシーも高め、実績も作ることができます。
ただし、コーチ選びはしっかり行う必要があります。しっかり選ぶことができなければ、コーチに必要なスキルを手に入れることができません。
選ぶポイントは、以下の3つです。
- エフィカシーの高いコーチかどうか
- 大きな実績を残しているコーチかどうか
- 根拠のあるコーチングを提供しているか
コーチングには、国家資格がありません。そのため、誰でもコーチになれてしまいます。中には、あまり効果のないコーチングを提供してしまっているコーチもいるため注意が必要です。
【注意】コーチングに必要なものはスキルではなく生き様
ここまで、コーチングに必要なスキルについて解説してきました。ここまで読んでいただいた方の中で、もしかしたら「これはスキルではないのではないか?」と思われた方もいるかもしれません。
コーチングに必要なものは、スキルではなく生き様です。
生き様とは、その人の生きてきた歴史のことを指します。どのような困難を乗り越え、やりたいことを実現させてきたのか。
この生き様を残しているコーチこそ、本物のコーチといえます。
スキルに着目しすぎず、まずは生き様を残しましょう。
まずはコーチングを受けてみよう
本気で生き様や実績をつくっていきたい人は、GOAL-Bコーチングを受けることをおすすめします。
GOAL-Bコーチングを受けることで、人生の「GOAL」を設定することができ、やりたいことに向かって日々過ごすことができるからです。
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私たちは、本気でこう信じています。
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