自分に向いてる仕事はどうやって見つけるべきか?そもそも今からやりたい仕事を目指すことはアリなのか?
30代に大きなキャリアチェンジを経験した筆者が実体験をもとに解説します!
「がむしゃらに働いてきて30代になったけど未だに何がしたいかわからないな……」
「今まで仕事を楽しいと感じたことはないし、この先も感じることはないのかな……」
30代からのキャリアで悩んではいませんか。
厚生労働省の労働安全衛生調査(実態調査)結果の概況によると、仕事で強いストレスとなっていると感じる事柄があると答えた30代の人は2人に1人。
他の年代に比較すると、ダントツでストレスを抱えている年代が30代でした。
- 仕事で責任が増える
- 家族のことを考える責任がある
責任やストレスが多く、自分の内側にある本音に蓋をしてしまっていることでしょう。
このような方は、まず自分の本音と向き合う徹底した自己理解が大切です。
この記事を読むことで、本音と向き合うことができ、やりがいを持って働くきっかけを得ることができるはずです。
「何がしたいかわからない」人は自己理解を深め、価値観や強みを知ることでやりたいことがわかります。
キャリスピでは、コーチと一緒に自己理解を徹底的に行い、自分でも知らなかった一面を知ることができます。
5,500円の体験コーチングが今なら無料で受けられます。気軽に申し込んでみてください。
\ 2,000名以上が申込みに殺到!/
※強引な勧誘は一切ありません
30代になっても何がしたいかわからない人の5つ特徴
30代になっても「何がしたいかわからない…」となってしまう人には、共通した5つの特徴があります。
- 忙しくて時間がない
- 周囲の意見に流されやすい
- 自分に自信がない
- 自分の軸がない
- やりたいことと向きあっていない
あなた自身の状況に当てはまっていないか、チェックしてみてください。
忙しくて時間がない
忙しくて時間がない状態は、何がしたいかわからなくなる人の特徴です。
目の前の仕事や家事に追われていると、ついつい自分と向き合うことを忘れてしまいがち。
「緊急性の高いこと」を優先してしまうことになります。
その結果、さらに疲弊してしまい、余計に自分と向き合うことが億劫になってしまうのです。
この負のループが「何がしたいかわからない」を作り出します。
周囲の意見に流されやすい
周囲の意見に流されやすいと、何がしたいのかがわからなくなってしまいます。
自分の意思や本心を持つ機会が減り、周囲に合わせることが癖になるからです。
自分の意思がなくなります。
周囲の言っていることに合わせることは、同時に「自分の意思を無視すること」でもあります。
自分で考えず、周囲に合わせることがあたりまえになる。
その結果、必要なときに自分の意思を持てず、何がしたいかわからなくなります。
自分に自信がない
自分に自信がないことも、何がしたいかがわからなくなる人の特徴です。
自分に自信がないと次のようにネガティブな、感情が付きまといます。
- 何をやってもどうせ無駄
- 自分なんかにできるわけがない
負の感情を抱えた状態では、「チャレンジしてみたい!」と考えることは難しいでしょう。
その結果、「そもそも“やりたいこと”なんて始めからなかった」と思い込んでしまうのです。
自分のしたいことに、フタをしてしまいます……
自分の軸がない
自分の軸がないと、何がしたいのかがわからなくなってしまいます。
自分の軸がないというのは、「自分だけの判断基準を持っていない」状態です。
- 「自分が良いと思うから良い」
- 「嫌だと思うから嫌だ」
このように考えられません。
自分の軸がない状態とは、次のような状態です。
- みんな「ITの仕事の方が稼げる」と言ってるからそうしようかな…
- 世間で〇〇がトレンドらしいから、それに合わせておこうかな…
「誰かの意見」を前提にしてしまいます。
以下のように判断できる場合は、「自分オリジナルの判断基準を持っている状態」です。
- 「〇〇は変」と言われるけど、自分が好きだからそれでいい
- オリンピックが流行ってるけど、自分は興味がないので無理には見ない
自分軸がなければ、判断基準を外から借りてくるしかありません。
- 稼げるかどうか
- モテるかどうか
- 役に立つかどうか
- 変じゃないかどうか
- イジメられないかどうか
外から借りた判断基準を使っていると、自分の「本当はこうしたい」が消えていきます。
さらに、30代ともなると、社会に順応しなければ」というプレッシャーが強くなるでしょう。
「周りと違うのはダメだ」が自分軸をなくそうとします。
結果として、周囲に合わせ続けていると、何がしたいのかがわからなくなってしまうのです。
自分軸をもって生きたい方は、以下の記事を参考にしてください。
やりたいことと向きあっていない
やりたいことと向き合う時間がないと、何がしたいかわからなくなります。
成り行きで毎日を生きていませんか?
仕事をして、家族と生活をして、寝る毎日。
もちろん大切なことです。
しかし、自分のやりたいことと向き合わないと、惰性で毎日を過ごしてしまいます。
ときには時間を作り、「自分が本当にやりたいことは何か」を考えるのが大事。
何がしたいかわからなくなったら、やりたいことを考えてみましょう。
やりたいことの探し方については、次の記事で詳しく解説しています。
\ 2,000名以上が申込みに殺到!/
※強引な勧誘は一切ありません
30代が何がしたいかわからなくなってしまう3つの根本原因
本来、人間であれば「○○がしたい」という欲求を必ず持っています。
しかし、自ら見えないようにしてしまっているのです。
本来持っているやりたいことを、「見えないもの」のように扱ってしまっている原因は以下の3つ。
- 求人からやりたいことを探している
- 「べき・ねば思考」に囚われている
- 「人生に正解がある」と思い込んでいる
「これがやりたい」という本心を解放させてあげることが大切です。
求人からやりたいことを探している
求人情報からやりたいことを探していると、何がしたいかわからなくなります。
選択の基準を持っていないからです。
「仕事を探してるんだから、求人情報から探すのは当たり前じゃないか」と思うはず。
しかし、このやり方では、あなたの「やりたい仕事」は見つかりません。
仕事探しは、「部屋探し」のようなものです。
部屋を選ぶときには、このようなことを考えるでしょう。
- 子供ができるし3LDK以上が良い
- 自炊するしキッチンは広い方が良い
- 家賃を抑えたいから古くてもいいかな
- 広いベランダがほしいな
このように、「自分が求める理想の部屋」を具体的にしてから、不動産屋に向かうのが普通です。
この「自分の求める理想の部屋」が、仕事選びにおける「やりたいこと」です。
「やりたいこと」を明確にせず求人を探すのは、条件も決めず部屋を探しているのと同じこと。
何を基準に選んでいいのかわからず、迷走します。
まずは求人情報を眺める前に、やりたいことを明確にすることから始めましょう。
「べき・ねば思考」に囚われている
「べき・ねば思考」とは、以下のような思考のことを指します。
- 男なら強くある「べき」
- 女なんだから早く結婚す「べき」
- 30歳になったんだから早く家庭を持た「ねば」
- 1つの会社にずっと勤め「ねば」
この思考に囚われている限り、自分がしたいことは見つかりません。
そもそも、「べき・ねば」などの考えは、自分のしたいことではありません。
- 家族から言われた
- 社会的な価値観に合わせた
- 周囲から否定されないように選んだ
自分以外の考えに合わせたものです。
「べき・ねば」が自分の求めている生き方じゃない場合、無理する必要が出てきます。
無理を続けていると、苦しくなり、自分の本心がわからなくなる。
「何がしたいのかわからない…」という状態が作り出されてしまうのです。
他人の判断基準に従っていても、自分のやりたいことはでてきません。
周囲の基準ではなく、自分の基準に従ってみましょう。
「人生には正解がある」と思い込んでいる
誰しも「なるべく間違いたくない。正しい人生を歩みたい」と思うもの。
その考えの背景には、「人生には正解があるはずだ」という思い込みがあります。
では、「正解の人生」とは一体どんな人生なのでしょうか?
一般的に言われるものとして、このようなものが考えられるでしょう。
- 年収を上げる
- 不労所得を得てリタイアする
- 異性からモテる
- イケメン(美女)と結婚する
- 家庭を作り子供を授かる
しかし、価値観は人それぞれです。
一般的な「正解」にあてはまらなくても、イキイキしている人が大勢います。
- 決して経済的に豊かでなくとも、暖かい人間関係を築き豊かさを感じている人
- 事業に失敗したが、それにより学びを得てさらなるチャレンジに意欲的な人
実際のところ、人生に正解はありません。
「この人生は正解、この人生は不正解。」などと、客観的に判断することはそもそも不可能です。
答えのない「正解」を追い求めた結果、何をすればいいのかわからなくなってしまいます。
何が正解かわからないからこそ、プロに相談するのが大切。
30代に向けのキャリア相談を下記の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
\受け取った人の声/
- 仕事の成果の出し方がわかった!
- 将来の方向性が明確になった!
- 自信を持てるようになった!
\ たった30秒で受け取り完了!/
何がしたいかわからない30代が手遅れになる前にやるべき3つの解決策
何がしたいかわからない30代が手遅れになる前に、次の3つを実行しましょう。
- 「幸せ」の定義を明確にする
- 「未来にどうなっていたいか」を考える
- 自分の強みを見つける
それぞれ、簡単な質問形式のワークを用意していますので、ぜひ自分に問いかけて回答してみてください。
「幸せ」の定義を明確にする
まずは、自分にとっての幸せを定義づけることから始めましょう。
「幸せ=ありたい姿・望む人生」と言い換えられます。
心から望む人生を明確にすることで、その人生を叶えるための具体的な手段を模索できるのです。
たとえば、ゴールのないマラソンは辛すぎて走れませんよね。
人生も同じでゴールがあるからこそ、「やりたい」という意欲が自然と生まれます。
何をもって幸せと感じるかは、以下のように人それぞれです。
- 人が大勢いる場所が苦手だから、静かな田舎で住みたい
- 人がたくさんいる方が安心するから、いろんな人に出会える都会に住みたい
これは、「どちらの方が正しいか」という話ではありません。
そもそも感じ方が違うため、自分が判断するのです。
他人に聞いても、外に探しに行っても、あなたの幸せは見つからないでしょう。
他者の判断基準を借りている限り、そこにあなたが心から望む人生はありません。
まずはあなたにとっての幸せを、自分に問いかけて見出すことから始めましょう。
【ワーク】
Q.もし仮に絶対に誰からも否定されないとしたら、どんな人生を望みますか?
Q.過去のどんな瞬間が特に幸せでしたか?
Q.幸せな時間で人生を満たすことができたら、どんな感情になりますか?
過去ではなく「未来にどうなっていたいか」を考える
やりたいことを見つけるために、「未来にどうなりたいか」を考えましょう。
未来を決めるために、過去のことは関係ありません。
未来は不確定であり、過去がどうであれさまざまな可能性が広がっています。
しかし、人間は「過去がダメだったから、未来もダメだ」いうネガティブな予測を立てがちです。
このように、思考がネガティブに偏ってしまうことを、「ネガティビティバイアス」と呼びます。
人はポジティブな情報よりも、ネガティブな情報に注意を向けやすく、記憶にも残りやすい性質を持つ、ということを表す心理学用語。たとえば個人の過去の記憶でも、幸福な思い出よりは、辛い経験のほうが鮮明に記憶される傾向がある。
引用元:ネガティビティバイアス | 時事用語事典 | 情報・知識&オピニオン imidas – イミダス
心理学的にも言われている話です。
過去のネガティブな体験は、「どうせ無理」という諦めを生み、行動を阻害します。
失敗すると、「やっぱり無理だ」とさらにネガティブになってしまう。
- 「どうせできない」
- 「やっぱり無理だ」
負のループにハマってしまいます。
この思考パターンを変えない限り、理想の人生を実現するための行動を起こせません。
だからこそ、自分の望む未来から逆算する必要があるのです。
【ワーク】
Q.もしあなたの過去に関係なく、すべてのことが可能になったとしたら、どんな未来の姿を望みますか?
自分の強みを見つける
自分の「強み」を知ることは、こと「やりたい仕事」を考えるときに必須です。
強みを使って仕事をすれば、ストレスを感じることなくスムーズに成果を出せます。
仕事が人生にとっての足かせではなくなります。
「強み」をポケモンで例えてみましょう。
炎タイプのポケモンが、水タイプの技を覚えようとしています。
効率が悪そうですし、「そもそも覚えられないでしょ」と思いますよね。
炎タイプのポケモンは、炎タイプの技を使うのが一番力を発揮できるはず。
同じように、人間も自分のタイプに合ったことが、一番力を発揮できるのです。
この「タイプ」が、人で言うところの「強み」になります。
元々生まれ持った性質のことを「強み」と呼ぶのです。
強みを存分に発揮するためにも、まずは自身が何タイプなのかを知ることから始めましょう。
【ワーク】
Q1『過去に行った仕事を振り返ってみましょう。その仕事は日々、どんな業務をしていましたか?』
Q2『その業務を、動作レベルに細かく分解してみてください』
Q3『分解した中で、やっていて楽しかったこと・つらかったことは何ですか?楽しいこと、やっていて苦じゃないことがあなたの「強み」です。』
\ 2,000名以上が申込みに殺到!/
※強引な勧誘は一切ありません
「何がしたいかわからない」を放置する事で起こる3つの問題
「何がしたいかわからない」という問題は、ついつい放置してしまいがちです。
「何がしたいかわからない」というモヤモヤを解決しなくても、生きることは可能だからです。
しかし、何がしたいかわからない状態を放置してしまうと、以下の3つの問題が起きてしまいます。
- モチベーションがわかない
- 心身がボロボロになる
- 人生を変えるタイミングを失う
モチベーションがわかない
何がしたいかわからない状態では、モチベーションが湧きません。
また、次のようなことをしていても、モチベーションは湧かないでしょう。
- やりたくないこと
- つまらないこと
- 興味がわかないこと
子供を見ていると、それがよくわかります。
勉強はものすごく嫌がるのに、何百匹もいるポケモンの名前はものすごく詳しい。
好き・得意なことだから、モチベーションが湧くのです。
しかし、嫌なことを避けていると、「甘えだ」「忍耐が足りない」と一蹴されてしまいます。
非難が怖くて、自分の欲求を抑え込み社会に無理やり順応していくのです。
それは、人間の持つ「興味」「好奇心」という無尽蔵なエネルギーを放棄している状態。
非常にもったいないと言わざるを得ません。
自分のやりたいことを押し殺して始めた仕事が、スムーズに働けるような仕事ならいいでしょう。
しかし、自分の「苦手」を使わなくてはいけない仕事をしている場合は悲惨です。
モチベーションが湧かないことに苦しみ、自分を責めてしまうことになります。
心身がボロボロになる
自分を押し殺して生きることは、とてつもないストレス常に抱えて生きているも同然です。
「つらさに耐えられず転職を繰り返してしまう」
「何をしてもモチベーションが湧かない」
こういった問題を抱え続けた結果どうなるか。
何もできない、何も続かない自分を責め始めてしまうのです。
真面目で我慢強い人ほど、「べき・ねば」思考が強く、自分を責めがちです
その結果、24時間ストレスに支配され、よってあらゆる不調が現れてきます。
- よく眠れない
- 胃が痛くなる
- 会社に行くと胸が苦しくなる
- 体がだるくて動けなくなる
- 勝手に涙が出てくる
こうして、心身がボロボロになってしまうのです。
人生を変えるタイミングを失う
30代のまま何がしたいかわからないまま放置していると、人生を変えるタイミングを失います。
年齢を重ねるほど、責任が増え、身動きがとれなくなるからです。
たとえば、次のような責任が出てきます。
- 守るべき家族
- 親の介護
- 会社でのポジション
身動きがとれなくなってからやりたいことを見つけても、結局動けません。
現実に引っ張られ、自分のしたいことも見つけられなくなります。
「何がしたいかわからない」というモヤモヤに向き合うなら、30代の今しかありません。
「最後のチャンス」と言っても、決して過言ではないでしょう。
\受け取った人の声/
- 仕事の成果の出し方がわかった!
- 将来の方向性が明確になった!
- 自信を持てるようになった!
\ たった30秒で受け取り完了!/
30代で「何がしたいかわからない」まま転職するリスク
30代で何がしたいかわからないまま転職すると、次のようなリスクがあります。
- 転職活動が長引く
- ミスマッチが起きる
- 転職を繰り返してしまう
- 自分を見失ってしまう
転職活動が長引く
何をしたいかわからないまま転職しても、転職活動が長引きます。
やりたい仕事も目標もなく、ただ転職活動を行うだけになるからです。
「興味があるから」程度で応募しても、入社意欲が感じられず不採用。
企業理解が足りず、アピール不足で不採用。
これではいつまでたっても決まりません…
転職活動を行うなら、「何をしたいのか」は決めておくのが大切。
自分なりに目標を決めて、動きましょう。
ミスマッチが起きる
やりたいことがわからないまま転職すると、ミスマッチが起きます。
知名度や条件などで決めてしまい、やりたいことには目を向けないからです。
深く考えずに会社を決めてしまうと、「自分にはあわない」と後悔することに。
- 仕事内容が悪い
- 環境が悪い
- 人間関係が悪い
このように、文句を言ってしまうかもしれません。
ミスマッチを防ぐためにも、「なぜ転職したいのか」を考えるのが大事。
自己理解を深めて、キャリアを変えたい理由を自覚してみましょう。
転職を繰り返してしまう
何がしたいかわからないまま転職しようとすると、転職を繰り返してしまいます。
どんな仕事をしても、何か違うと思ってしまうからです。
したいことが決まっていないと、何をしても満たされない。
働いてもどこかに不満を感じてしまう。
「これは違う」と思って転職しても、また同じことの繰り返し。
したいことがわからないので、また不満を抱えます。
心からしたいことを見つけない限り、転職を繰り返してしまうでしょう。
自分を見失ってしまう
何がしたいかわからないまま転職活動をしていると、自分を見失います。
- 何がしたいのか
- 何のために働くのか
- この先に何があるのか
何もかもわからなくなります。
一度自分を見失うと、立て直すのは大変。
仕事だけではなく、プライベートもどうすればいいかわからない状況になります。
自分の軸を持つためにも、何をしたいのか明確にするのが大切です。
転職活動を行う前に、自分の本心と向き合ってみましょう。
「何がしたいかわからない」30代が仕事を探すコツ
何がしたいかわからない、でも仕事を探したい。
このようなときには、次の4つのことを試してみてください。
- 経験を活かせる仕事を選ぶ
- 「やりたいこと」を基準に選ぶ
- 転職したい理由を考える
- キャリアコーチングを受ける
経験を活かせる仕事を選ぶ
何がしたいかわからない場合、経験を活かした仕事を探してみましょう。
30代は実力や経験、スキルが評価される傾向にあるからです。
20代と違い、ポテンシャル採用は難しくなります。
また、異業種であっても、活かせるスキルについて知っておきましょう。
次のように、業種が変わっても使えるスキルのことをポータブルスキルと呼びます。
- 現状把握能力
- 課題設定能力
- 計画立案能力
- 対応力
- 社内・社外対応力
- マネジメント能力
何がしたいかわからない場合は、自分の経験を活かせる仕事を探しましょう。
経験や実績があれば、企業から評価されて転職しやすくなります。
やりたいこと」を基準に選ぶ
仕事のなかでも、「やりたいこと」を基準に選びましょう。
やりたいこととは、「無意識に身体が動いてしまうこと」
ついやってしまうことを整理してみましょう。
- 人に何かを教えるのが楽しい
- 文章を書くのが楽しい
- 資料を作るのが楽しい
今までの業務で、楽しめた行動や仕事を振り返ってみてください。
反対に、行動する前に「嫌だな」と思うものは避けるのがおすすめ。
あなたの無意識が、「やりたくない」と言っています。
何がしたいかわからない場合は、身体が自然に動いてしまうことから探してみてください。
やりたいことの探し方は、下記の記事でも解説しています。
転職したい理由を考える
「なぜ転職したいのか」も考えておきましょう。
転職したい明確な理由がわかっていないと、後悔しやすくなります。
たとえば、仕事に不満があった場合。
漠然と「仕事がいやだ」だけでは、同じ失敗をしてしまうかもしれません。
- 仕事内容があわない
- 環境があわない
- 労働時間がつらい
- 結果がでなくてつらい
このように、悩みは人それぞれです。
転職後に後悔しないように、転職したい理由を整理しておきましょう。
キャリアコーチングを受ける
何がしたいかわからない場合、キャリアコーチングを受けるのもおすすめ。
自分だけではわからないことも、コーチのサポートがあれば解決できます。
何がしたいかわからないときに大切なのが自己理解。
- どんな強みがあるのか
- 自分のやりたいことは何か
- どんなキャリアを実現したいか
これらを理解するところから始めましょう。
自分のやりたいことや強みを一人で理解するのは難しいもの。
だからこそキャリアコーチングを受け、自己理解を行うのが大切です。
おすすめのキャリアコーチングは下記の記事で紹介しています。
何がしたいかわからない30代がやってはいけないこと
30代で何がしたいかわからないと、「早く何とかしないと…!」と思ってしまいますよね。
だからこそ、焦りは禁物。
焦りや不安が募るあまり、このような行動を取ってしまうことはNGです。
- 目的もなく資格を取ろうとする
- 「お金稼ぎ」を目標にする
- とりあえずで転職する
- 親や友人に相談する
「お金稼ぎ」を目標にする
何がしたいかわからない状態を脱するため、ついついやりがちなのが「お金稼ぎ」
「お金を稼ぐ」は、目標としてわかりやすいですよね。
かつ、すべての問題を解決してくれそうな期待感もあり、正しい目標のように感じてしまいます。
しかし、「お金稼ぎ」を目標にしても、根本的な問題解決になりません。
お金を求めはじめると、際限なくお金を求めてしまいます。
どれだけ稼ごうと、すぐに慣れてしまいます。
稼いだ分だけ満足感を得られるまでのコストが上がり、もっと稼ぎが欲しくなってしまうのです。
「もうちょっと…」という渇望感は、どこまでいっても満たされることはありません。
これは残念ながら、人間である以上避けられないこと。
もちろん、お金があればできることの範囲が増えることは事実。
しかし、「お金があればなんとかなるはずだ」という極端な思考も同様に間違いです。
お金は手段であり、目的ではありません。
そのことを覚えておく必要があります。
目的もなく資格を取ろうとする
目的もなく、資格を取ろうとしても、本質的な問題の解決にはなりません。
そもそも資格は、「やりたいこと」がある場合や、「無いとできない業務がある」から取るもの。
手段であって、目的ではありません。
資格を取った先にやりたいこと、実現したいことが無ければ無駄になってしまいます。
「資格があればどこかで使えるはず…」というのも幻想です。
仕事では「その資格がすごいかどうか」ではなく、「使えるか使えないか」で判断されます。
どんな立派な資格があっても、「その資格はうちの会社でどう使えるの?」と聞かれるだけ。
立派な資格よりも、実務経験や実績の方が価値が高く見られるのが現実なのです。
難易度の高い資格であれば、有能な人材であることをアピールする効果はあるでしょう。
しかし、難易度の高い資格は当然取りづらい…
それこそ「やりたいからやる」という目的意識がなければ、取れるものではありません。
仮に取れたとしても、取ったこと自体に満足して、燃え尽きてしまうだけです。
とりあえずで転職する
- 「しんどいから、とりあえず辞めよう…」
- 「辞めても、なんとかなるでしょ」
このように、何がしたいかわからない状態で、「とりあえず辞める」という行為は危険です。
短期間のうちに、転職を繰り返すリスクがあります。
自己分析もなく目的も不明瞭なまま辞めてしまうと、転職先でもモヤモヤは解消されません。
「なんか違うな…」という感覚が続くでしょう。
何度も同じ問題に再びぶつかり、結局また辞めたくなってしまうのです。
それに加え、転職が失敗した場合には、経済的な不安も抱え込むことになります。
お金の不安は焦りを生み、正常な判断を狂わせてしまいかねません。
結果として、問題を抱えたままズルズルと年齢を重ねて、手遅れになってしまうのです。
親や友人に相談する
親や友人に相談しても、「何がしたいかわからない」状態を解決できるとは限りません。
親や友人は一般論や世間の常識を引き合いに出してくる場合があるからです。
- 「もうちょっと頑張りなさい」
- 「世間はそんなに甘くないよ」
- 「仕事を辞めたら人生オシマイだよ」
一般論に沿ったアドバイスをされると、あなた自身の考えや意思、感情が無視されてしまいます。
- 「やっぱりそうだよね…」
- 「自分がおかしいのかな…」
自分を責める負のループに陥ってしまうのです。
とはいえ、相談すること自体は良いことです。
自分の悩みを打ち明けること自体に、ガス抜きとしての効果があります。
そのため、一概に「相談は全くもって無駄である」と言うつもりはありません。
ただし、一般論や常識を押し付けられるリスクを覚えておくのが重要です。
本当に信頼できる人がいる場合は、勇気を持って相談してみるのもひとつの手段でしょう。
もし次のように思ってしまう場合、プロのコーチに相談することをおすすめします。
- 「否定されるのが怖い…」
- 「悩みを相談するのは恥ずかしい…」
- 「信頼できる人なんているわけない…」
コーチはあなたの考えることを否定せず、真剣に悩みを受け止めてくれる存在です。
信頼できる味方が1人いるだけで、心強さが全くもって違います。
コーチングは無料での体験セッションも行っています。
「物は試し」ぐらいの気軽な気持ちでかまいません。
気軽に申し込んでみましょう。
\ 2,000名以上が申込みに殺到!/
※強引な勧誘は一切ありません
「何がしたいかわからない」と焦ってしまう30代に知ってほしいこと』
「30代にもなってやりたいこと探しなんて甘えだ。」
「我慢するのが人生だ。贅沢言うな。」
このような世間の通説を真に受けてしまうと、心が苦しくなりますよね。
「つらいことを我慢するしかないのが人生なのか…」と絶望感を抱いてしまうでしょう。
そんな絶望の最中にいる方に、伝えたいことがあります。
ぜひ以下の3つのことを覚えておいてください。
- 仕事は手段でしかない
- 30代から人生を変えた人は大勢いる
- 行動でいつからでも現実は変えられる
仕事は手段でしかない
仕事は生計を立てるための手段のひとつであり、人生そのものではありません。
仕事は人生を占める割合が高いため、人生そのものと考えてしまうのも無理はないでしょう。
しかし、いつの間にか「頑張って仕事をすること」自体が目的になってしまうこともあるのです。
仕事自体が目的になってしまうと、「すでに十分生活ができている」という現実を否定し始めます。
その結果、金銭的・物質的に豊かになれても、今度はこのような考えが湧いてくるでしょう。
- 「将来のために貯金を増やさないと」
- 「資産運用を始めないと」
- 「セミリタイアを目指さないと」
このままでは、幸せを感じることができません。
「仕事は頑張るものである」という固定観念は、自らを縛り付け、視野を狭めます。
- 頑張らなくてもできることでスムーズに働く
- ストレスフリーで自分を壊さない程度に社会に貢献する
人生にはこのような選択があってもいいはず。
柔軟な選択肢を見逃さないためにも、「あくまで仕事は手段」ということを覚えておきましょう。
最も大事なのは、あなた自身の心と体の健康です。
それさえあれば、いつからでも豊かな人生を送ることができます。
30代から人生を変えた人はたくさんいる
- 「若くないと成功できない」
- 「若いうちに幸せが決まる」
- 「30代はもう手遅れだ」
ついつい、このように考えてしまいますよね。
しかしこの世には、30歳を越えてから大きな成功を成し遂げた人もいます。
JKローリング ハリー・ポッターの作者 | カーネルサンダース ケンタッキーフライドチキンの創業者 | エイブラハム・リンカーン アメリカ元大統領 | 星野源 シンガーソングライター |
---|---|---|---|
夫の家庭内暴力により、逃げるように娘と共に家を出る。 仕事も、お金も、家もない状態で生活保護による支援でなんととか食つなぐ日々。 うつを患いながらも、なんとか教師として働きながらハリーポッターを書き上げる。 『ハリー・ポッターと賢者の石』発売当時、すでに30代を迎えていた。 | ガスランプ事業、ガソリンスタンド経営、ケンタッキーフライドチキンの前身となる「サンダースカフェ」と事業にチャレンジするも、どれも破産に終わる。 しかしその後もあきらめず、フライドチキンのレシピを売ることにし、65歳にして「ケンタッキーフライドチキン」が誕生。大成功を収める。 | ビジネスの失敗、恋人の死別、うつ、5回の落選といった数々の失敗や挫折を重ねる。 1861年、 52歳にしてアメリカ合衆国第16代大統領に就任。 黒人奴隷解放など、歴史に残る偉業を成し遂げた。 | 学生時代、学校でのいじめの影響により、精神が不安定に。 心療内科にかかり薬を服用するも、改善することはなく不登校の状態になる。 芸能活動開始後、2012年に突然の病に倒れ活動休止。 闘病生活を乗り越え、翌年2013年に復帰するも、再発が認められ再び活動休止。 2014年には完全復帰し、日本舞踏館にてワンマンライブを開催。 |
無職から億万長者に!『ハリー・ポッター』作者J・K・ローリングの波乱万丈人生 (cosmopolitan.com)
「人生の成功、失敗は80歳まで分からない」何社もクビになり、3度も破産した男が伝説の起業家になったワケ | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン) | “女性リーダーをつくる”
エイブラハム・リンカーン – Wikipedia
星野源、壮絶な闘病生活を回顧「これ、仕事にできないかな?」 | RBB TODAY / 星野源著『いのちの車窓から』 | 甲南大学図書館ブログ (konan-u.ac.jp)
JKローリング 「ハリー・ポッター」の作者 | 夫の家庭内暴力により、逃げるように娘と共に家を出る。 仕事も、お金も、家もない状態で生活保護による支援でなんととか食つなぐ日々。 うつを患いながらも、なんとか教師として働きながらハリーポッターを書き上げる。 『ハリー・ポッターと賢者の石』発売当時、すでに30代を迎えていた。 |
カーネルサンダース ケンタッキーフライドチキン(KFC)の創業者 | ガスランプ事業、ガソリンスタンド経営、ケンタッキーフライドチキンの前身となる「サンダースカフェ」と事業にチャレンジするも、どれも破産に終わる。 しかしその後もあきらめず、フライドチキンのレシピを売ることにし、65歳にして「ケンタッキーフライドチキン」が誕生。大成功を収める。 |
エイブラハム・リンカーン アメリカ元大統領 | 小売店のビジネスの失敗、農場主としての失敗、恋人の死別、うつ、5回の落選といった数々の失敗や挫折を重ねる。 1861年、52歳にしてアメリカ合衆国第16代大統領に就任。 黒人奴隷解放など、歴史に残る偉業を成し遂げた。 |
星野源 シンガーソングライター | 学生時代、学校でのいじめの影響により、精神が不安定に。 心療内科にかかり薬を服用するも、改善することはなく不登校の状態になる。 芸能活動開始後、2012年に突然の病に倒れ活動休止。 闘病生活を乗り越え、翌年2013年に復帰するも、再発が認められ再び活動休止。 2014年には完全復帰し、日本舞踏館にてワンマンライブを開催。 |
無職から億万長者に!『ハリー・ポッター』作者J・K・ローリングの波乱万丈人生 (cosmopolitan.com)
「人生の成功、失敗は80歳まで分からない」何社もクビになり、3度も破産した男が伝説の起業家になったワケ | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン) | “女性リーダーをつくる”
エイブラハム・リンカーン – Wikipedia
星野源、壮絶な闘病生活を回顧「これ、仕事にできないかな?」 | RBB TODAY / 星野源著『いのちの車窓から』 | 甲南大学図書館ブログ (konan-u.ac.jp)
これほどの成功だと、あまり現実味がないかもしません。
しかし、決して大きな成功でなくとも、30代から人生を立て直す人はいます。
【30代男性(銀行員)】
地方視点から東京本店へ異動
移動先での環境になじめず、上司からの叱責もあり、体調不良に
同僚のアドバイスにより心が軽くなり、人生が上向き始める
心療内科を受診し、6か月の休職を経て復職
『私は復職後も医療機関への受診を続けながら、今は平常の勤務に戻りました。
一人で抱え込まないで、周囲を信じ相談すること、たまには好きなことに没頭すること、自らの発病を通じて学んだことをいつまでも忘れないでいたいと思っています。』
(参考元:うつ病を克服し復職へ 30代男性(銀行員)|わたしのアルバム|こころの耳 (mhlw.go.jp))
良くも悪くも、未来はどうなるかわかりません。
今が絶望だからと言って、未来の絶望が確定しているわけではありません。
逆に、今が最高でも、未来も最高だということが確定しているわけでもありません。
となると、「今この瞬間の充実」こそが、幸せの本質と言えるのではないでしょうか。
行動することでいつからでも現実は変えられる
行動しない限り、未来は変わりません。
小さな一歩から始め、新しい経験や挑戦を重ねることで、徐々に現実が変化していくのです。
ほとんどの人は実行に移しません。
なぜなら、行動することにはこのような感情がつきまとい、ブレーキがかかってしまうからです。
- 無駄になったらどうしよう
- 失敗したらどうしよう
- 上手くいかなかったらどうしよう
- 親に怒られたらどうしよう
- 世間に否定されたらどうしよう
このような感情がぐるぐると渦巻き、結局は行動に移せないのです。
「現実を変えられない人」が溢れかえっている状態。
逆に言えば、行動することによって、現実を変えていくことが可能だということ。
すぐに大きな成果が出るとは限りません。
失敗をすることもあるかもしれません。
でも、世間の評価を気にして、自分の本音を押し殺したところで、つらいことは起こります。
どちらを選んでもつらいなら、自分の望む人生・叶えたい理想のための行動を選択しませんか?
あなたの内から溢れる、「やりたい」エネルギーがあれば行動するのは何も難しくありません。
「やりたい」で現実を変える行動を起こしましょう。
\ 2,000名以上が申込みに殺到!/
※強引な勧誘は一切ありません
何がしたいかわからない30代によくある質問
「何がしたいかよくわからない…」と悩んでしまう30代は、以下のような疑問を持つことがあります。
- 30代のうちにやっておくべきことは?
- 30代からでも目指せる職業って何がある?
- 自分に向いてる仕事の診断ツールのおすすめは?
- キャリアがない30代は何をしたらいい?
\ 2,000名以上が申込みに殺到!/
※強引な勧誘は一切ありません
まとめ:何がしたいかわからない30代にはキャリアコーチングがおすすめ
「何がしたいかわからない」という悩みは、非常に根が深い問題です。
なぜなら、自分の本心を押し殺し続けてきた結果、心が麻痺してしまっている状態だからです。
30代までそのパターンを続けてしまうと、なかなか自分の本心を取り戻すことができません。
だからこそ、他者の力を借りる必要があるのです。
- 自分だけで問題を解決することに限界を感じる人
- 何をしたらいいのか全くわからない
- 早くこのモヤモヤした状況から抜け出したい
このように思う場合、一刻も早くキャリアコーチングを受けましょう。
プロのコーチと共に、あなたの本心を見つけ出すことで、あなたらしい人生を歩めます。
株式会社GOAL-Bの提供するキャリアコーチングサービス「キャリスピ」では、今なら無料で体験コーチングを提供しています。
ぜひ、気軽に申し込んでみてください。
\ 2,000名以上が申込みに殺到!/
※強引な勧誘は一切ありません