「人生やり直せるなら、やり直したい」
「楽しそうに人生を歩んでいる友人が羨ましい」
「何かに本気になったことがない」
人生やり直したい、そう感じてはいませんか。
社会人になってから、不満もないけど満足もない、そんな人生を送ってしまってはいませんか。
そして、何かに熱中している人を見るたびに、少し馬鹿にした気持ちを持ちながら、どこか羨ましいと感じているのではないでしょうか。
その度に「人生がやり直せたらな」と心の奥深くで思っている。そんな行き場のない感情にやるせなさを感じる人もいるでしょう。
そこで当記事では、「人生やり直したいあなたが今日からやるべきこと」について解説します。
当記事を読むことで、「人生やり直したい」という鬱屈した現状から抜け出すヒントを少しでもつかんでほしいです。ぜひ最後まで読んでいってください。

20代で人生やり直したいあなたへ
人生をやり直したい20代のあなたに、まず伝えたいことがあります。
まず、「自分には無理だ」という思考は捨てましょう。
なぜならば、上のような考え方を持ち続けると、その思考が自分の行動を制限し、可能性を狭めてしまうからです。
認知科学の考え方に「エフィカシー」という言葉があります。
これは「ゴール達成のための自己能力の自己評価」です。上記の考え方を持っている状態は、このエフィカシーが低い状態と言えます。この状態の人は「自分はこれくらい」と定めた枠に従って「できない理由」を探してしまうのです。
もちろん、気持ちはとてもわかります。
根拠がない自信を持って、失敗した時はとても傷付きますし、後悔もするでしょう。しかし、最初から「自分はこれくらい」と決めつけてしまえば、それ以上の自分になることはないのです。
人生をやり直したいと思う原因には「今までの行動に対しての後悔が大きいから」というものがあるでしょう。
具体的には「熱中しきれなかった」「何かをやり遂げきれなかった」という後悔です。そして、これは消極的な後悔で、自分を成長させてくれません。
なぜなら、本気で「悔しい」と思えないからです。
どこかで「本気だったら」と言い訳をしてしまうでしょう。
一方、根拠のない自信を元に失敗した後悔は、自分を成長させてくれるのです。「絶対できる」と思って、失敗した時はとても悔しいもので、「次は絶対やってやる」と思えます。その気持ちが成長を生み、何かを成し遂げるまでの基盤を作るでしょう。
どんなことが起きても、過去に戻って人生をやり直すことはできません。しかし、これからの自分の生き方を変えることはできるのです。
そして、その第一歩として「自分には無理だ」という考えは捨てましょう。
関連記事:人生の目的とは?人生の目的を見つけるための5ステップを解説

30代で人生やり直したいあなたへ
人生をやり直したい30代のあなたには、始めに分かってほしいことがあります。
それは「30代からでも人生はいくらでもやり直すことができる」ということです。
なぜならば、「人生をやり直したい」「何とか頑張って新しい人生をスタートさせたい」そんな気持ちを叶えるのに、年齢など関係ないからです。
例えば、「30代だともう人生やり直すには遅すぎる」と思ってしまえばそれまでだし、まだこれからだって思えばこれからだということ。
確かに例えば就職に関して、新人で入るのが何歳までという年齢制限がある仕事はあります。
でも人生をやり直しできるかどうかは、結局その人の行動力、気持ち次第なのです。
周りの評価を気にしたり、過去の自分を恥じたり、職歴などの実績を気にしすぎないことが大切です。
もう遅すぎる、と自ら線引きをしてしまうんではなくて、では今から何ができるのか、と一歩前進してみてはいかがでしょうか。
「30代からでも人生はいくらでもやり直すことができる」この言葉を信じて、まずは行動してみてください。

人生をやり直したいあなたがやるべき5ステップ
「人生をやり直したい」そう思っていても、どうしたらその現状から抜け出せるのかが一番わからなく、難しいところですよね。
そこで、この項では「人生をやり直したいあなたがやるべきこと」を解説します。
やるべきことは、以下の5つです。
- 今本当にやりたいことを書き出してみよう
- やりたいことができていないと思っている理由を書き出してみよう
- やりたいことができない理由を1つずつ「確実に」潰そう
- 過去にやらなかった後悔があるなら、それを書き出そう
- 明日から行動を変えるために何をやるか決めよう
それでは、なぜ上記の5つをやるべきなのか解説します。
1.いま本当にやりたいことを書き出してみよう
まず、今本当にやりたいことを書き出してみましょう。
恐らく多くの人が「何となくやりたいことができていない」と思いつつ、それが何なのかはわかっていないことが多いのです。
やりたいことがわからない人はほとんどの場合、自分には無理だと思考を制限しています。そのため、思考に制限をかけず、妄想でもいいのでやりたいことを考えていきましょう。
恐らくこれをやった時には、2パターンの人が出てきます。
- 思った以上に「やりたいことがない」人
- 思った以上に「やりたいことがあった」人
どちらのパターンにも共通して言えるのが、まず客観的に、自分の状況を把握することが重要だということです。
紙に書き出すことで、自分の頭にあるものが整理されますし、紙に書き起こされることで客観的に見つめ直すことができます。
関連記事:やりたいことがないを解決する5ステップ|やりたいことは見つかります
2.やりたいことができないと思っている理由を書き出してみよう
次に、やりたいことができていないと思っている理由を書き出してください。
これは、今の現状の問題点を洗い出す作業です。
この作業をしていると、こんな理由が出てきそうです。
「自分のやりたいことは仕事にならないからできていない」
結論からいうと、どんなことでも仕事にすることができますし、本来は好きなこと・やりたいことしか仕事にできないはずなのです。
好きなことを仕事にする方法が知りたい方は、以下の記事をぜひご覧ください。
関連記事:好きなことを仕事にする方法5ステップ | できないとは言わせない
実は、この作業はとても重要で、この作業を表面的な理由で片付けてしまうと、何も変わりません。
例えば「忙しいから」という理由があるとします。このように理由が出てきた時は、もう少しその理由を深掘りしてみましょう。
まずは、本当に忙しいのか平日と休日それぞれ、自分が何に時間を使っているのか洗い出してみるとします。そうすると、ほとんどの場合が、平日なら4時間以上、休日なら基本丸1日、自由な時間があるはずです。
そうなると、やりたいことができていない理由は、忙しいからではなく「何かしら無駄な時間を過ごしている」ということになります。そして、その何かしらが何なのかを突き止めて初めて、やりたいことができてない理由が出てくるのです。
このようにきちんと深堀りをすることによって、本当にやりたいことができてない原因が見えてきます。この作業をする時は、深掘れるだけ深掘るということを意識してください。
3.やりたいことをできない理由を1つずつ「確実に」潰そう
やりたいことをできない理由が洗い出せたら、次はそれを確実に潰しましょう。
このステップは、先程のステップが甘いとうまくいきません。- 「解決法が見つからないな」
- 「どうやっても変わらないよ」
そう思う方は、やりたいことができていない理由が表面的すぎるのかも知れません。
深掘りが出来ている方には、そこまで難しいステップではないはずです。
コツとしては「明日から行動できるレベルまで落とし込む」ことを意識しましょう。
例えば「仕事から帰って、何となくYouTubeをダラダラ見てしまう」というのが、理由の一つだとします。
- YouTubeを使える時間をスマホの機能を使って制限する
- アプリを消す
- 本当に見たい動画があるなら、その動画だけアプリではなくブラウザで見る
このように、すぐ実行できるレベルまでネクストアクションを立て、確実に潰しましょう。
関連記事:自分を律するとは?できない原因と解消のためのトレーニングを紹介
4.過去にやらなかった後悔があるなら、それを書き出そう
「過去にやらなかった後悔があるなら、それを書き出す」
このステップは、これまでのステップとは少し毛色が違います。
このステップの目的としては、過去の後悔を目に見える形にすることで、自戒にするというものです。
少しキツいことを言うと、このステップで書き出した一つ一つが「人生をやり直したい」と思うに至る、自分自身がやった行動なのです。
何となく書き出して「何となくだめだったな」ではなく、本気で悔やんでください。
誰のためでもなく、あなた自身のために、今まであなたがやってしまっていた「自分の可能性を狭めていた過去」を噛み締めるのです。
ここで、どれだけ振り返れるかが、次のステップをやる理由を作ってくれます。
5.明日から行動を変えるために何をやるか決めよう
最後のステップは「明日から行動を変えるために何をやるか決める」というものです。
これに関しては、
- 心からやりたいことを考える
- やらない後悔をしないように考える
この2つに基づいていれば、正直どんなことでもいいでしょう。
このステップのコツとしては「感情でどうにかしようとしないこと」です。
例えば「休日は昼まで寝てしまって無駄にしている」という現状を変えたいとします。
しかし、人間はとても弱い生き物です。そのため「頑張って起きる」という感情的な解決方法では、絶対に解決しません。感情でどうにかしようとせずに「行動が変わる仕組み」を作ってください。
例えば、以下のように考えられます。
- 寝る前にカーテンを開けて、朝になったら日が差し込むようにする
- 早起きする仲間を作り、電話で起こしあう
- 寝る前の食事や、カフェインなどに気を使う
このように仕組みを作ることができれば、継続することができるでしょう。そして、人は最低でも2ヶ月継続することができれば、習慣にすることができると言われています。
習慣になるまで継続できる仕組みを作るというのを意識して、取り組んでいきましょう。
関連記事:習慣化のコツ5選。習慣化できない理由も解説|三日坊主から脱却しよう
【警告】努力している人をバカにするくせがあるなら要注意
「努力している人をバカにしていませんか?」
ドキッとした人は要注意です。
大前提として「努力している人をバカにしたくなる気持ち」が生まれてしまう時があるのは、とても共感できます。
- 自分がどれだけ頑張っても思ってもうまくいかない時
- 何かがきっかけで打ちひしがれてしまった時
そんな時ほど、必死に努力している人をバカにしたくなってしまいますよね。
しかし、バカにすればするほど、嘲笑えば嘲笑うほど、あなた自身の可能性を潰していることに気づいていますか。
もし、あなたに「心からやりたい」と思えることができた時、バカにしていたあなた自身がこう囁きかけるでしょう。
- 「努力したところでバカにされるぞ」
- 「そんなに必死になったところで無駄だよ」
- 「そんな夢見るなよ、現実と向き合え」
自分の言った言葉は、ブーメランとして自分自身に返ってきます。
今までは、努力している人をバカにして笑う人たちに同調してきたかも知れません。
- 「本当に、変わりたい」
- 「鬱々とした現状から抜け出したい」
そう思うのなら、もう努力する人をバカにすることはやめましょう。
誰のためでもなく「あなた自身のために」です。
人生をやり直したいと考えるあなたに最後のメッセージ
最後に「人生をやり直したい」と考える20代のあなたにメッセージを送ります。
まず、やりたいこともない、好きなことも何かわからないという人へ。
「とにかく行動してください」
- 前から気になっていたけど手が出せていなかったこと
- ちょっと興味をもったこと
- 憧れの人がやっていること
どんなことでもいいので、まずは行動してください。やりたいことは、自分の行動を通じた経験から生まれるものなのです。
- 「行動」せずして「経験」することはない。
- 「経験」なくして「感情」は動かない。
- 「感情」なくして「情熱」は生まれない。
- 「情熱」なくして「継続的に何かを続けるモチベーション」は生まれない。
- 「継続的に何かを続けるモチベーション」なくして、難しいことを実現することは難しい。
これは、コーチング事業を経営している当社、GOAL-B代表・中川晃雄の言葉です。
やりたいこと、好きなことがないという人は、とにかく行動してください。
そして、やりたいことがあるけれど、色々な理由があってやれていない人へ。
あなたが、やりたいことに全力を注ぐことに対して、何か無駄なことを言ってくる大人はたくさんいるでしょう。そんな人たちの言葉に価値はありません。
ガン無視して、突き進んでください。
本気でやりたいことに没頭することができれば、周りの目なんて気にしなくなりますし、結果もついてきます。自分の可能性に蓋をすることなく「自分はできる」と、根拠のない自信を持ってください。
また、私たちGOAL-Bは、以下のように考えています。
「限られた時間の中で、無限の可能性のもと、自分の命を活かしきるべき」
そして、コーチングがあれば、それを実現できると信じているのです。
心からやりたいと思えることを見つけたい・やりたいことに向かって突き進みたい人は、ぜひ一度、GOAL-Bのコーチングを受けてみてください。
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