「勉強を始めてみたけど、なかなか長続きしない」
「勉強をした方がいいのはわかっているけど、モチベーションが湧かない」
「勉強をしても自分のためになっているのを感じない」
このように、いざ勉強を始めてみても長続きしなかったり、やる意味を見失ってしまう社会人は少なくありません。
本記事では、社会人が勉強するメリットと継続するための方法5選を解説していきます。
当記事を読むことで勉強のモチベが上がらないという悩みは解消され、仕事もプライベートも充実した社会人生活を歩むきっかけとなるので、ぜひ最後まで読んでください。
【朗報】勉強が継続できないのはあなただけではありません
仕事と勉強を両立できないのは自分だけだと思っていませんか。
社会人で勉強を継続することができずに悩んでいる人は非常に多く、社会人の平均勉強時間はたったの6分と言われています。
なぜなら、普通に考えたら1日8時間以上仕事をした後に勉強するのは大変すぎるからです。
まずは、やろうとしている自分を褒めてあげましょう。そして、周りの人が勉強をやっていない中で努力を積み重ねることができれば、周りの人を大きく引き離すこともできます。
社会人が勉強するメリット3つ
この項では、社会人が勉強するメリットを解説します。
紹介するメリットは下記3つです。
- 昇進や年収アップが見込める
- 将来の選択肢が増える
- 自分に自信を持てる
それでは解説していきます。
1.昇進や年収アップが見込める
「昇進や年収アップが見込める」は社会人が勉強をするメリットと言えます。新たな手法や考え方をインプットすることで、仕事で成果を出しやすくなるからです。
例えば、
- 営業に関する本を読んで、自分の営業数字を伸ばす
- マネジメントに関するセミナーを受けて、リーダー職につけるようになる
このように、新たな知識を身につけることで昇進や年収アップを実現させることができます。
以上のことから、「昇進や年収アップが見込める」は社会人が勉強するメリットとして挙げられるでしょう。
2.将来の選択肢が増える
社会人が勉強するメリットとして「将来の選択肢が増える」が挙げられます。
現代は「VUCA時代」と呼ばれ、先行きが不透明でいつ仕事がなくなるかわからない状態です。しかし、勉強した知識を応用すれば自分で仕事を見つけたり、自分で仕事を作り出すことも可能になります。
例えば、
- お金に関する知識を身につけて、株や投資などで利益をあげる
- SNSに関する知識を身につけて、インフルエンサーとして副業収入を得る
このように、あらかじめお金を稼ぐ手段をいくつか持っておけば、本業の仕事がなくなるなどの万が一のことがあったとしても、柔軟に対応することができます。
以上のことから、社会人が勉強するメリットとして「将来の選択肢が増える」と言えるでしょう。
3.自分に自信を持てる
「自分に自信を持てる」は社会人が勉強するメリットとして挙げられます。身につけたスキルや知識が一つ一つの成果につながっていくことを実感できると自信が湧いてくるからです。
例えば
- 本で読んだクロージング法を実践したら、契約が取れた
- セミナーの講師が話していた手法を真似したら、投資の利益率が格段に伸びた
このように、身につけたスキルや知識を実践して成果が出ると、自分に自信を持つことができます。それが新たなチャレンジや成功に繋がり、「また勉強して挑戦してみよう!」という良い循環が回るようになるでしょう。
以上のことから、「自分に自信を持てる」は社会人が勉強するメリットの一つに挙げられます。
社会人が勉強を継続できない原因3つ
この項では、社会人が勉強を継続できない原因を3つ解説します。
- 仕事との両立が難しい
- 強制力がない
- 勉強の恩恵を感じることができない
自分にもあてはまっていないか、考えてみてください。
それでは解説していきます。
1.仕事との両立が難しい
社会人が勉強を継続できない原因として「仕事との両立が難しい」が挙げられます。
社会人は1日の多くの時間を仕事にあてているため、なかなか勉強をする時間を取ることが難しいです。また、仕事の疲れから勉強をする時間はあってもモチベーションが上がらないという理由もあるでしょう。
例えば、
- 仕事が終わって家に8時に着いて、いろいろやったら寝る時間になってしまう
- 「土日に勉強しよう!」と思っていても、平日の疲れからダラダラした生活を送ってしまう
このように、どうしても仕事がメインになってしまうゆえに勉強が後回しになってしまう社会人はとても多く、当てはまる人もなかにはいるのではないでしょうか。
以上のことから、「仕事との両立が難しい」は社会人が勉強を継続できない原因と言えるでしょう。
2.強制力がない
「強制力がない」は社会人が勉強できない原因として挙げられます。
学生時代の勉強では勉強をすべき期限が決められており、やらなければ進学や卒業ができなくなるといった「勉強をしなければいけない理由」が明確に存在しました。
しかし、社会人になると勉強は必ずしもやらなければいけないものではないため、勉強を継続することが難しくなってしまうでしょう。
例えば、
- 資格勉強をしようとしてもなかなか続かない
- 通勤時間で本を読もうと思っても、いつもスマホを見てしまう
このように、自分なりに目標をおいて勉強しても、必ずやらなければいけないものではない限り勉強を継続することが難しいです。
以上のことから、社会人が勉強を継続できない理由として「強制力がない」が挙げられるでしょう。
3.勉強の恩恵を感じることができない
「勉強の恩恵を感じることができない」は社会人が勉強を継続することができない理由と言えます。
何事もやった意味を感じることができなければ、それをまたやろうとは思わないからです。
勉強においても、身につけたスキルや知識を実際に使う場面、それを使って成果を残す経験がなければ、勉強を継続しようというモチベーションは湧いてきません。
例えば、
- 資格勉強はしているものの、何に使えるのかがピンときていない
- 本は読んでいるものの、実際の行動として活用できた経験がない
このように、持っている知識を使って成果を残す経験がなければ、勉強を継続することは難しいでしょう。
以上のことから、社会人が勉強を継続することが難しい原因として「勉強の恩恵を感じることができない」を挙げることができます。
社会人が勉強を継続するための方法5選
この項では、社会人が勉強を継続するための方法を解説します。
具体的な方法は下記の5つです。
- 目標を立てる
- 周りの人を巻き込む
- 勉強時間が0の日を作らない
- 時間とやることを決める
- 勉強しやすい環境を作る
それでは具体的に解説していきます。
1.目標を立てる
「目標を立てる」は勉強を継続するために重要です。
何事もする目的が決まっていなければ長続きはしないからです。特に社会人の勉強はやる意味を見失いやすいため、勉強をやる目的や目標を設定するのは非常に重要と言えるでしょう。
勉強の目標を立てる際のポイントとして、
- 期限を設ける
- できるだけ具体的な数値や達成するものを決める
- 最終的に何のためにやるかを決める
を意識してみましょう。
例えば、
- 海外支店で活躍できるように、今年の9月までにTOEICで800点を取る
- フリーランスとして働くために、来年までにInstagramのフォロワーが10万人を達成するような運用方法を学ぶ
このように、期限や何を達成すればいいかが具体的にわかることでプランを立てやすく、またやる理由を明確にすることでモチベーションを維持しやすくなります。
以上のことから、社会人が勉強を継続するために「目標を立てる」ことが重要と言えるでしょう。
2.周りの人を巻き込む
勉強を継続するための方法として「周りの人を巻き込む」が挙げられます。
誰しもが自分一人でやっていると自分に甘くなってしまうため、周りの誰かと一緒にやることでやるしかない環境を作ることができます。
例えば、
- 会社の同僚と毎日30分早く出社して一緒に本を読む
- 学生時代の友人と毎週土曜日の午前中はカフェで資格勉強をする
このように、周りの誰かを巻き込むことで強制力が上がるため、継続が容易になるでしょう。
以上のことから、「周りの人を巻き込む」は社会人が勉強を継続する方法として挙げられます。
3.勉強時間が0の日を作らない
勉強時間が0の日は作らないようにしましょう。人間の脳は楽な方へ逃げてしまうため、1日でも勉強時間0の日ができてしまうとそれまで習慣化できそうだったものでもなくなってしまいます。
誰もが一度はこのような経験があるはずです。
- 連休明けや正月休み明けは仕事に行きたくない
- 1週間筋トレをやらなかっただけで、再開するのがとても億劫
このように、少しでもやらない日があるとそれまで継続してきた積み重ねが消えてしまいます。勉強を習慣にするためには少しでもいいから毎日やり続けるようにしましょう。
以上のことから、社会人が勉強を長続きさせる方法として「勉強時間が0の日を作らない」が挙げられます。
4.時間とやることを決める
「時間とやることをを決める」は社会人が勉強を長続きさせるために重要と言えます。
社会人は1日の時間のほとんどを仕事に割いています。そのため、事前に「時間とやること」を決めておかないと、ついつい忙しさに流されて勉強時間もモチベーションも失ってしまいます。
例えば、
- 朝の通勤時間に単語帳のアプリを3セクションやる
- 寝る前30分は15ページだけ読書する
- 日曜日の17時から1時間だけ投資について勉強する
このように事前にやることと、やるタイミングを決めておくことで、やらない言い訳をしづらくなり、勉強を長続きさせることができるようになるでしょう。
以上のことから、「時間とやることを決めておく」は社会人が勉強を長続きさせるために有効と言えます。
5.勉強しやすい環境を見つける
勉強しやすい環境を見つけましょう。
すぐ近くにテレビゲームや漫画がたくさんあるような部屋で勉強をするのはなかなか難しいでしょう。もちろん、勉強用のデスクを買って自分の部屋を勉強しやすい環境にすることも可能ですが、ここでは手軽に勉強をする際にオススメの場所を紹介します。
勉強する環境としてオススメなのが、
- 朝早い時間のカフェ
- コワーキングスペース
- 図書館
中にはお金がかかる場所もありますが、家と違って周りに誰かがいることで集中力や強制力が上がるため、より効果的に勉強をすることができるようになるでしょう。
以上のことから、社会人が勉強を長続きさせるために「勉強しやすい環境を見つける」ことが重要と言えます。
勉強を継続して、充実した社会人生活を送りたい人へ
勉強を長続きさせるためには、自分が本当にやりたいことを見つけましょう。
なぜなら、今回の記事を通して勉強を長続きさせるための方法を実践したとしても、根本的な問題を解決できなければ、また同じように他の解決策を模索することになってしまうからです。
ここでの根本的な問題とは、「本当にやりたいことが見つかっていない」ということです。
本当にやりたいことがあれば、それを実現させるための勉強も苦にならず、モチベーション高くやり切ることができるはずだからです。
しかし、自分でやりたいことを見つけようとすると、以下の気持ちが生まれるのではないでしょうか?
- 何が本当にやりたいことなのかわからない
- 熱中できそうなことがない
このような気持ちが生まれてしまうのは、とてもわかります。
それでも「毎日やる気で溢れる充実した社会人生活を送りたい」と思うならば、覚悟を持って「自分が本当にやりたいことで生きていく」と決める必要があるのです。
この記事を読んで
- 自分が本当にやりたいと思ったことを仕事にしたい
- 人生の目標を明確にしたい
と思った方には、コーチングを受けることをおすすめします。
理由は、コーチングには以下のような効果があるからです。
- 今ある思考の常識を壊す
- 自分が持っている可能性を最大限引き出す
- その上で自分がなりたい姿・成し遂げないことを探しだす
上記の効果からコーチングを受けることで、本当にやりたいことを見つけて、人生の充実度を高めることができます。
しかし、
- 「そんな簡単に変われるわけないでしょ」
- 「何でコーチングってそんな効果があるの」
と思う方もいると思いますので、コーチングがどのようなものなのか、より詳しく解説した記事を貼っておきますので、ぜひ読んでみてください。
関連記事:コーチングとは?受けるメリット・効果・目的・方法など全てを徹底解説
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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