「起業をしてみたいけど怖い」
「自分なんかに起業ができるのかわからない」
「起業をしてみたいと思っていたけど、気づいたら3年経っていた……」
このように、起業をいつかしてみたいと心のどこかで思っているものの、「何の事業をしようか」「会社ってそもそもどう作るんだろう」と考えてばかりで、なかなか一歩を踏み出せない気持ちは痛いほどわかります。
そこで本記事では、
- 起業が怖いと感じてしまう3つの原因
- 起業の怖さを克服する4つのステップ
を中心に解説します。
本記事を読むことで、起業の怖さを克服し、起業家として活動できるようになるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。
起業が怖いと感じてしまう3つの原因
まず、起業が怖いと感じてしまう原因について理解していきましょう。「なぜ怖いと感じていたのか?」を理解することで、怖さが軽減され、勇気を出して、起業したいと思えるようになります。
起業が怖いと感じる主な原因は、以下の3つです。
- 起業をすることが目標ではなく夢になっているから
- 起業をすることへの臨場感が湧いていないから
- 起業をするという決断がまだできていないから
自分に当てはまっている点はないか、確認しながら読み進めてみてください。
起業をすることが目標ではなく夢になっているから
起業が怖い原因として「起業をすることが目標ではなく夢になっているから」があります。
夢と目標の大きな違いは、期日があるかどうかです。起業することが目標の人は「いついつまでに起業する」と言う一方で、起業することが夢の人は「いつか起業する」と言います。
起業が夢になってしまっている人は、期日があいまいがゆえに、何をやるべきかが定まらず、結果として起業に対して恐怖感を抱いてしまうのです。
起業をすることへの臨場感が湧いていないから
起業に恐怖を感じている原因として、臨場感不足も挙げられます。起業に対するリアリティがないため、実際に行動を起こせずにいるのです。
例えば、起業への臨場感が湧いていると、
- 起業を開始したときはどんな時間の使い方になるのか
- 起こりうるトラブルはどんなことか
などがわかってきます。具体的にイメージができていると、そのイメージに沿って実際に行動することができます。
一方で、臨場感が湧いていないと、
起業をしている自分の生活が想像もつかない
今の生活レベルを下げないといけないかもしれないと不安になる
このように、臨場感が湧いていないと、起業している自分が全く想像つかず怖さを感じるでしょう。それゆえに、起業という行動ができずに、足踏みしつづけることになるのです。
起業をするという決断がまだできていないから
起業が怖いと感じる原因の中には、そもそも決断ができてないというものもあるでしょう。
わかりやすく言うと、シンプルに覚悟を決めてないから、起業に対して怖さを感じてしまっているというものです。
起業すると決断ができている人は、不安なことが出てきても「自分が起業に関してできることをやりきろう」と、行動に目を向けることができます。
しかし、起業すると決断ができていない人は、
- お金がなくなったらどうしよう
- 生活基準を下げることになったらどうしよう
このように行動ではなく、失敗したときのことばかりを考えてしまいます。失敗したときのことばかりを考えてしまうと、怖いと感じてしまいやすいです。
起業すると決断して行動し始めるのは、簡単なことではありません。やりきると覚悟を決めない限り、目の前の言い訳にしたがって、現状維持を選択し、起業をしないでも維持できる生活にとどまり続けてしまいます。
ここまで説明してきた3つが、「起業が怖い」と感じてしまう主な原因です。
起業の怖さを克服する4つのステップ
ここからは、企業の怖さを克服する4つのステップを解説します。
4つのステップは以下の通りです。
- 起業が本当にやりたいことなのかを自問自答する
- 高いGOALを設定する
- GOALに対して臨場感を高める
- セルフトークを変える
4つのステップを1つずつおこなった先には、起業に向けて行動し続ける自分が待っています。1つずつ行動に移していきましょう。
それぞれ1つずつ詳しく解説します。
1.起業が本当にやりたいことなのかを自問自答する
起業が本当にやりたいことなのかを自問自答しましょう。起業自体の難易度が高いため、本当に起業したいという思いがなければ、継続が難しいからです。
「起業は、かなりの労力・金銭・時間を必要とします。確実に今の生活のまま起業を行うことは困難です。それでも挑戦したい理由があるのかを自分に問いかけ、言語化してみましょう。
例えば、以下のことを自問自答してみてください。
- 今の生活基準を下げてまでやりたいのか
- 趣味の時間や家族の時間を犠牲にしてまでやりたいのか
どうしても1人では言語化が難しい場合は、壁打ち相手を見つけて、対話の中で言語化していくこともおすすめです。
2.高いGOALを設定する
起業が本当にやりたいことであると断言できたら、高いGOALを設定しましょう。
高いGOAL設定の例としては、
- 自分で事業をやったことがない人が、月商100万円を稼ぐと決める
- 運動経験がない人が、フルマラソン完走すると決める
などがあります。
なぜ高いGOAL設定が大切かというと、高いGOALを設定することで、今までの思考に変化が起こせるからです。
運動経験がない人が、1年後のフルマラソンを完走するというGOAL設定をすると、今の自分には何が足りていないのかを考え、調べるようになります。
- トレーニングメニューは何をすればよいのか
- ベストな体重はどのくらいか
- どんなシューズがよいのか
このように、フルマラソンを完走すると決断する以前には考えたこともなかったようなことに疑問を持ち、情報を収集するようになります。
高いGOALを設定するべき理由をさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。
関連動画:【全ビジネスマン必見】「高いGOAL」を設定をすべき理由を徹底解説
3.GOALに対して臨場感を高める
GOAL設定をした後は、GOALに対して臨場感を高めましょう。臨場感とは、特定の行動をしている自分を想像できる状態のことを指します。
なぜ臨場感が必要なのかと言うと、想像できないことは行動にうつせないからです。
例えば、
- スマホでYouTubeを見ること
- 歯磨きをすること
上記のようにハードルが低く、イメージがしやすいことであれば、すぐに行動に移すことができます。これらの行動に対して、みなさんの臨場感が高いからです。
一方で、全く運動経験がない人が、フルマラソンに挑戦すると決めて、フルマラソンに完走するためには、毎日5km以上走るトレーニングをしないと完走できないとわかったとしても、走れるでしょうか。
毎日5km走っている自分の姿をイメージできなければ、行動に移すことは難しいでしょう。
そのため、まずは走ってる自分を想像できるまで、臨場感を高めましょう。マラソンの例を用いて具体的に言うのであれば、
- まずはゆっくりでもいいから1km走ってみる
- 徐々に距離を伸ばしていく
- 5km走れる想像ができたら、挑戦してみる
のような形で、徐々に必要な行動に対しての臨場感を高めていくとよいです。
臨場感が高まれば、行動が自ずとついてきます。そのため、GOAL設定して必要な行動がわかったら、その行動に対しての臨場感を高めていきましょう。
起業にあてはめていうのであれば、起業するために必要な行動に対して臨場感を高めていくと、起業するための行動へのハードルを下げられます。
4.セルフトークを変える
GOALに対して臨場感を高めることができたら、セルフトークを変えましょう。セルフトークとは、実際に声を発する会話や心の声などの、自らにかけている言葉のことを指します。
声に発さずとも心の中で、実に1日あたり約4万〜6万回ほどセルフトークを発しているといわれています。1日数万回も行われているセルフトークが、その人の人格形成に大きな影響を与えているのは説明するまでもないでしょう。
ネガティブなセルフトークが多い人は、当然ネガティブな人格がつくられます。一方で、ポジティブなセルフトークが多い人は、ポジティブな人格が形成されます。。
例えば、以下のような言葉を使っている人は、行動してもしても不安が残り、行動を止めてしまいます。
- 不安だな・・
- 自分には無理かも・・
一方で、
- 自分ならできる!
- 必ずGOALを達成しよう!
このように、ポジティブなセルフトークをしている人は、ポジティブなイメージを生み出し、安定して行動を続けることができるでしょう。
セルフトークに関してさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事:セルフトークって何?セルフトークがもたらす影響とコツ5つを徹底解説
起業を怖いと感じている人の注意点
起業を怖いと感じる原因や怖さを克服するステップについて解説してきました。ここまでを読んでいただいたことを行動に移すことができれば、怖さを乗り越えることはできるでしょう。
しかし、起業を怖いと感じてしまっている人には注意点があります。注意点をしっかり抑えて起業へ一歩踏み出しましょう。
注意点とは、以下の2つです。
- 起業への行動を始めてからスキルや知識を身につけるべき
- 年齢を気にせず起業をするべき
それぞれ詳しく解説します。
起業への行動を始めてからスキルや知識を身につけるべき
「まだスキルや知識がしっかり身についていないから私には無理」と感じてはいませんか。
事実として、起業をするために必要なスキルや知識はたくさんあります。
- 会計の知識
- マーケティングの知識
- 営業のスキル
上記のように挙げたらキリがありません。そのため、まだ無理だと感じてしまう気持ちはとてもよくわかります。
しかし、知識やスキルを身につけてから起業への行動をするのではなく、起業への行動を始めてから必要な知識やスキルを洗い出して身につけましょう。起業をしてみないと、必要だと気づくことができないスキルや知識がたくさんあるからです。
起業をしないまま想像の範囲で、必要だと思われるスキルや知識を身につけたとしても、実際に起業をしてみないと、どの場面でその知識やスキルを使うのかがわかりません。
例えば、20kgのダイエットに挑戦しようとしている人が行動を始める前に
- ダイエットに効果的な運動
- ダイエットに効果的な食事
上記のことを勉強したとします。勉強をすることで、ダイエットの全体像を把握することはできます。
しかし、
- 自分の生活リズムや体力でも継続できる運動かどうか
- 自分の体や好き嫌いに合った食事かどうか
このようなことは、ダイエットを始めてみないとわかりません。実際に運動や食事を実践してみて、試行錯誤を行いながら最適な方法を見つけていくことが大事です。
起業も全く同じといえます。
起業をしてみることで、マーケティングの知識はいつどの場面で使うのか、そもそもどんなマーケティングを学ばなければならないのかは、会社の特徴や作る商品によって変わります。
そのため、起業をすると決断をし、行動をしてからスキルや知識を身につけるのが大事です。
年齢を気にせず起業をするべき
「起業は若いうちにしかできないから私には無理」と感じていませんか。たしかに年齢が若ければ、失敗をしたとしてももう一度チャンスを作れる可能性は高いでしょう。
しかし、年齢を積み重ねているからこそチャンスがある場合も多いです。
年齢を積み重ねているということは、それだけ経験値を積み重ねているということでもあります。そのため、起こりうるトラブルや課題を想定しやすいでしょう。
例えば、会社員の経験が10年以上ある人は、以下のようなことがなんとなく見えているはずです。
- 業界全体の課題
- 良い上司と悪い上司の違い
- 人が辞めない会社とはどんな会社か
会社員の経験を長くしているからこそ、わかることがたくさんあるはずです。年齢が若い場合、これらのことがわからないまま起業をしてしまうので、トラブルを未然に防ぐことができません。
年を重ねていることはネガティブに考えることではなく、むしろチャンスなのです。
また、起業時には自社の強みを適切に把握した上で、3C分析などの競合分析を行うことが大切です。競合の強みを見極めた上で勝率の高い起業を目指しましょう。
【警告】あなたが起業を成功させられる人なら、すでに起業してるはず
ここで少し、厳しいことを言います。
あなたが起業を成功させられる人なら、すでに起業しているはずでしょう。
すでに起業を成功させている起業家たちを見てみてください。彼らは怖さを自分で乗り越えることができ、今の現実を作り上げています。
例えば、東大に合格したいと思っている人が
- 不合格が怖くて受験勉強を開始できない
- 東大以外の大学に行くのが怖くて受験勉強を開始できない
このような人が、東大に合格することはできるでしょうか。怖さに負けてしまう時点で、望んでいる未来を得ることはできません。
根本的なマインドそのものを変えなければ、起業へ一歩踏み出すのはとても難しいです。
これから起業する際には、適切なプロモーション施策を講じることが大切です。特に昨今では、インフルエンサーを活用したマーケティングで成功する企業が多く存在します。インフルエンサーマーケティングについての理解を深めたい方は下記をご参照ください。
参考: インフルエンサーマーケティングの成功事例を紹介 効果的な方法とは | HandsUP By 17LIVE
マインドを変えて起業への怖さを克服したい方へ
起業の怖さを克服したい人は、GOAL-Bコーチングを受けることをおすすめします。
GOAL-Bコーチングを受けることで、起業の怖さを克服することができるからです。
GOAL-Bコーチングで行うことは、大きく分けて以下の3つです。
- 興味のある分野を見つける
- 高いGOAL設定をする
- アクションプランを決め行動を継続する環境を整える
これらを、理想の現実を生きているGOAL-Bコーチ陣がサポートしてくれます。
「全ての人に可能性がある」
私たちは、本気でこう信じています。
起業が怖いのは当然です。しかし、あなたには可能性しかありません。
コーチングを通じて、自分の可能性を開花させてみませんか。
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みなさんの可能性を開花させるために、私たちは行動し続けます。
一緒に行動しましょう!