「コーチングのプロ」と聞くと、時間をかけてコーチングを学び、難易度の高い資格を取って活躍しているイメージがあるかもしれません。
一流のコーチとして活躍するために、本当に資格は必要なのでしょうか?
この記事では、
- コーチングの資格の種類
- コーチングのプロになる上で資格よりも重要なこと
- コーチングを受講したい人が取るべきたった一つの行動
について解説していきます。
ぜひ参考にしてください。
【結論】プロコーチに資格は必要ない
まず結論として、プロコーチに資格は必要ありません。
コーチングの資格は国家資格ではなく、全て民間資格であり、資格を取得していないプロコーチは多く存在するからです。
資格を取得をすることで、一定の知識やスキルがあることの証明になるのはメリットでしょう。
しかし、コーチとして大切なのは、実際にクライアントとの対話で発揮できるスキルと、圧倒的な生き様でしょう。
資格はあくまでも、肩書きや最低限の知識の証明にしかならないことを理解しておいてください。
コーチング資格の種類
コーチング資格にはさまざまな種類が存在します。
以下の3つは資格を発行している代表的な団体です。
- 一般財団法人生涯学習開発財団
- 日本コーチ連盟
- 国際コーチ連盟(ICF)
それぞれ解説します。
一般財団法人生涯学習開発財団
一般財団法人生涯学習開発財団で取得できるのは、一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ資格です。
この資格は、コーチ・エィ アカデミアでコーチングを学び、職場や現場で実践することができると、資格試験を受けられます。
受講してから取得までの期間はおよそ半年から1年です。
この資格を取得することで、さまざまな場面でコーチングを活かして、相手の主体性を引き出したり、成長を促したりするスキルがあることの証明になります。
キャリアアップや対人コミュニケーションに活かすなど資格の活用方法はさまざまでしょう。
日本コーチ連盟
日本連盟コーチが定める「日本コーチ連盟認定コーチ(JFC)」は、日本コーチ連盟が認定するコーチングに関する民間資格で、コーチとしてのスキルを証明する目安のひとつとなります。
日本コーチ連盟で取得できる資格は以下のとおりです。
(社)日本コーチ連盟認定プロフェッショナル・コーチ(本格的にプロとしてコーチングを実施する能力があることを証明)
- 日本コーチ連盟認定コーチ(コーチング技能の実践的な水準を満たしていることを証明)
- 日本コーチ連盟認定コーチング・ファシリテータ(コーチとしての基礎的な学識と技能水準を満たしていることを証明)
これらの資格は定期的な更新研修が必要となり、資格種別によって更新のための受講頻度が定められています。
したがって、資格保持者は一定水準のコーチングスキルを持っていることの証明になるでしょう。
国際コーチ連盟(ICF)
国際コーチ連盟(ICF)では、コーチングの専門性を高め、コーチング能力の向上を追求しています。
国際コーチ連盟(ICF)で取得できる資格は以下の3つです。
- アソシエート認定コーチ(トレーニング時間60時間以上・コーチング経験100時間以上)
- プロフェッショナル認定コーチ(トレーニング時間125時間以上・コーチング経験500時間以上)
- マスター認定コーチ(コーチング経験200時間以上・コーチング経験2500時間以上)
これらの資格の取得のためには、トレーニング時間やコーチングの時間が一定かかるので、資格取得者は一定のスキルとコーチング経験があることを証明できるでしょう。
コーチングのプロになる上で資格よりも重要なこと
ここまでコーチングの資格を紹介しましたが、最初に説明したとおり、コーチングの資格はすべて民間資格であり、絶対に必要なものではありません。
資格を取らずに活躍しているプロコーチもたくさんいます。
プロコーチになるために資格以上に大切な要素は「圧倒的な生き様」です。
- 学生時代にスポーツでチームを全国に導いた経験
- 事業を黒字化させ、世の中に価値を生み出した経験
- ひとつのことを突き詰めた経験
など、圧倒的な生き様を体現したコーチは言葉の重みやクライアントとの向き合い方が違います。
したがって、コーチが資格を持っているかではなく、どんな生き様を残してきたかに注目してみてください。
コーチングを受講したい人が取るべきたった一つの行動
コーチングを受講したい人は、一度実際のコーチングを受けてください。
プロの本気を一度は体感してみるべきです。
プロのコーチは資格の有無に関係なく、本気でクライアントの人生を変えたい想いから行動変容を促してくれるでしょう。
以下でコーチングを受けるメリットについて詳しく解説します。
コーチングを受けるメリット
コーチングを受けるメリットは、以下の3つです。
- レベルの高いコーチと出会うことができる
- 人生のGOALが設定できる
- 自分の才能が明確になり、コーチングの資格を取るべきかどうか分かる
それぞれ解説します。
レベルの高いコーチと出会うことができる
コーチングを受けるとレベルの高いコーチと出会えます。
資格をもっていなくても、親身に話を聞いてくれ、対話の中で気付きを与えてくれるコーチがいるでしょう。
レベルの高いコーチに出会えると、大切なのは資格ではなく、コーチの生き様やコーチングのやり方だと気付くかもしれません。
また、自分のなりたいコーチ像や目指すコーチングスタイルが明確になると、モチベーションにも繋がるでしょう。
人生のGOALが設定できる
コーチングを受けると人生のGOALが設定できます。
コーチとの対話の中で自分の価値観ややりたいことが明確になるからです。
たとえば、人生のGOALには
- 子どもが幸せに暮らせる環境を作りたい
- 時間とお金に余裕をもって家族とのんびり暮らしたい
などがあるでしょう。
人生のGOALが明確になると、GOALに向けてやるべきことに前向きに取り組めるようにもなります。
人生のGOAL設定ができるのは、コーチングを受ける大きなメリットです。
自分の才能が明確になり、コーチングの資格を取るべきかどうか分かる
コーチングを受けると自分の才能が明確になり、コーチングの資格を取るべきかどうか分かります。
プロコーチとして活躍するには
- 傾聴スキル
- 質問力
- クライアントの役に立ちたいという想い
など、いくつかの才能が必要であり、決して誰にでも務まるものではありません。
セッションの中で、クリエイティブな才能があることが明確になれば、コーチングよりも向いている仕事があるでしょう。
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