「上司からのプレッシャーで成果がなかなか出ない…」
「部下にも追い抜かれ、人間関係も最悪…」
「せっかく転職したのに全く合わない仕事だった…」
30代という節目を迎え、転職したものの希望通りの働き方ができずに苦しんでいる方は多いのではないでしょうか。
仕事で自信を失うと、自分を責め続けてしまいますよね。
しかし、30代はまだ間に合います。
- 強みを見つけ、自分が活躍できる場所を見つける
- 5年後、10年後から逆算したやりたい仕事を見つける
このように自己理解をしっかり深めることでチャンスはまだあります。
この記事を読むことで、今何をやるべきかが明確になり、充実した日々を送るためのきっかけを手にいれることができるはずです。
\受け取った人の声/
- 仕事の成果の出し方がわかった!
- 将来の方向性が明確になった!
- 自信を持てるようになった!
\ たった30秒で受け取り完了!/
30代という年齢への解釈を変えよう
まず「30代である」という事実への解釈を変えることからがスタートです。
なぜ解釈を変える必要があるのか?
それは、事実をどう解釈しているかによって、得られる未来が変わるからです。
例えば、水が半分入ったコップがあるとします。
この水を「もう半分しかない」と思うか「あと半分もある」と思うかで、思考と行動が変わってきます。
【「もう半分しかない」とネガティブな解釈をした場合】
「どうしよう…なくなっちゃう…」
「なんでこんなに少ししか残ってないんだ…」
“悩み”が生まれる。
悩みは後悔や不安を生むばかりで、行動に結びつく発想にならない
【「あと半分もある」とポジティブな解釈をした場合】
「どうしたらこの水を最大限活かせるだろうか?」
「水が無くなる前に増やす方法を考えよう」
現実を変化させるための行動に結びつく発想になる
これを「30代」ということに置き換えると…
【「ヤバイ、もう30代だ…」とネガティブに解釈した場合】
「早く何とかしないと」と焦る
↓
焦ると目先の利益に飛びつきがちになる
↓
転職ならば「とりあえず採用してもらったところに」と考える
副業ならば「とにかく早く稼げそうなものを」と考える
投資ならば「誰でもカンタンに!たった5分で!」といった甘い誘惑に誘われ騙されやすくなる
↓
結果として得られるのはネガティブな未来
【「気づけたのが30代でよかった」とポジティブに解釈した場合】
「難しくてもできることからやってみよう」
「人生を変えるチャンスなら“自分がやりたいと思える事”をやってみよう」
と考える
↓
一見遠回りに見えそうな「自分が何をしたかったのか」「何を人生で成し遂げたいのか」という内省から入る
↓
転職ならば「会社との価値観や求められる業務内容がしっかりとマッチングした場所に」と考える
副業ならば「自分が面白い・楽しい・本当に価値があると思えるものを」と考える
投資ならば「誰でもカンタンに!たった5分で!」といった甘い誘惑に惑わされなくなる
↓
内発的な「やりたい」をベースに小さくコツコツ積み上げていく
↓
結果として得られるのはポジティブな未来
これは決して、「だからポジティブに解釈しろ」と言いたいのではありません。
どちらの解釈も正解 or 不正解ではありません。
「どう解釈しようと自由である」ということを伝えたいのです。
解釈が自由であるということは、「ネガティブな面ばかりを見てネガティブに解釈をしているのもあなた自身が選択している事」と言うこともできます。
であるならば、自分の人生にプラスに働くよう解釈を変えるというのが、結果としてあなた自身のためになるのではないでしょうか。
仕事で自信喪失した30代が今すぐやるべきこと4選
現実を変えるのは「行動」のみです。
とはいえ、なにも「闇雲に行動しろ」なんてことは言いません。
闇雲に行動するのはむしろ危険です。
そのため、きちんとルートを描いてから、確信を持ったうえで行動しましょう。
以下の4つに従って、ルートを描いていきましょう。
- キャリアの棚卸し
- 過去の業務内容で得意だったこと・不得意だったことを分ける
- GOALを設定する
- GOALのためにやるべきこと・やめることを決める
キャリアの棚卸し
まずやるべきことはキャリアの棚卸しです。
ここでのキャリアの棚卸しの目的は、「そのスキル・資格をどこで活かせるかな?」と考えるためではありません。
目的はあくまで「あなた自身の得意なこと」を特定するためです。
人はどうしても、すでに持っている経験や知識を活かしたくなるもの。
これは「コンコルド効果」と呼ばれる心理効果。
コンコルド効果
ある対象への金銭的・精神的・時間的投資をしつづけることが損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、投資がやめられない状態を指す。
コンコルド効果 – Wikipedia
しかし、その罠にはまってしまうと、またあなたの「苦しいこと・不得意なこと」をやり続けることになりかねません。
結果として、喪失した自信を取り戻すことは難しくなってしまうのです。
ですので、キャリアの棚卸は「活かす方向」ではなく、「自分の得意なこと・得意が発揮できるパターンを知るためのデータ」として使いましょう。
例えば、以下のような思考プロセスでキャリアの棚卸をするのはNGです。
「プログラミングスキルを持っているから、スキルを活かせるよう別のIT企業に入ろう」
「マネジメントの経験を持ってるから、組織管理ができる人材を欲している企業に入ろう」
そうではなく、以下のように、まず業務内容を分解することから始めましょう。
【「営業職」の業務内容の分解例】
- 顧客や市場のリサーチ
- 営業戦略の立案
- 新規顧客開拓
- プレゼン資料作成
- プレゼン
- 商談・契約交渉
- 見積作成
このように、まずは過去に行ってきた業務を、このように詳細に分解しましょう。
可能ならば、経験した職業は全てピックアップし分解することをおすすめします。
なぜなら、過去の自分のデータが多ければ多いほど、あなたの得意なことの確度を上げることができるからです。
分解ができたら、次は「分別」のフェーズに移ります。
過去の業務内容で得意だったこと・不得意だったことを分ける
業務内容を分解できたら、その業務を「得意だったこと」「不得意だったこと」に分別します。
ここで言う「得意なこと」というのは、決して「他者と比べて圧倒的に秀でている」ということではありません。
誰よりも優れている必要は全くないのです。
重要なのは「優れているかどうか」ではなく、「あなた自身がやっていて楽しいか・やっていて辛くないか」という点。
つまり「やっていて楽しいこと・苦じゃないこと」「自然とついついやってしまうこと」を、「得意なこと」と言います。
得意なことを見つけるために、先ほど分解した業務を、さらに詳細に動詞レベルに分解していきましょう。
※「動詞レベル」=具体的なという行為・行動のこと。「〇〇する」
「事務作業」(名詞レベル)
↓
「PCを使ってエクセルに明細を打ち込む」(動詞レベル)
【動詞レベルに分解】
- 顧客や市場のリサーチ
インターネットを使って、競合他社の情報を収集する
SNS等でリサーチをかけ、何に対して困っているのか・何に対して悩んでいるのかをピックアップしてシートにまとめる
- 営業戦略の立案
上司にリサーチ結果をシェアしフィードバックをもらう
フィードバックを受けた資料をもとに、需要がありそうな法人(個人)を想定し、営業全体のプロセスを描く
- 新規顧客開拓
メールや電話でアポイントを取る
- プレゼン資料作成
商品を説明するためのPowerpointで資料を作る
- プレゼン
客先に出向き、プレゼンを行う
- 商談・契約交渉
不安材料・ニーズを聞き取りつつ、価格や契約条件に関して交渉する
- 見積作成
交渉により確定した契約内容を元に、価格を確定させ書類を作成する
あとはこれらを「やっていて楽しかった・苦じゃなかった」「やっていて辛かった・二度とやりたくない」に分けていきます。
【得意だったこと】
- 顧客や市場のリサーチ
いろんな人の悩み・SNSでのトレンド・消費者の傾向・需要のある売れている製品といったものを、思考を巡らせながら多角的に分析することが楽しかった
- 営業戦略の立案
データをもとに、全体像をイメージしながら戦略を立てていくのが楽しかった
- プレゼン資料作成
PCを使って資料を作るのは、プレゼンに限らずやっていて苦じゃない
ついつい細部までこだわってしまう
【不得意だったこと】
- 新規顧客開拓
電話が特に苦手だった。
その場その場で、急な対応を迫られることに苦手意識があった。可能なのであれば二度とやりたくない。
- プレゼン
実際に人前に立ってしゃべるのが苦手で、きちんと要点を伝えることができなかった
分別する時のポイントは、「他人から褒められたかどうか」で判断しないこと。
他人からの評価ベースではなく、「やっていて自分はどう感じたか」「どういう感情だったか」で判断しましょう。
他人から褒められていたとしても、自分がやっていて苦痛だった場合、それは自己犠牲の状態だからです。
自己犠牲の状態は長くは続きません。遅かれ早かれ破綻してしまうでしょう。
もちろん、「自分がやってて楽しい+他人に褒められた」のであれば、全くもって問題ありません。
それは非常に素晴らしい状態であり、それこそが目指すべき状態なのです。
その素晴らしい状態だけで、日々の業務を埋め尽くすことができたとしましょう。
するとどうでしょう。「え、こんなのでお金貰っていいの?」という状態になりますよね。
そんな最高の状態を目指していくべきなのです。
得意なことに確信を持つためのヒントは「幼少期」
もし可能ならば、ぜひ幼少期を振り返ってみることもおすすめします。
なぜなら、幼少期は「これをした方がモテる」「これをした方が役に立つ」といったバイアスが無いためです。
そういったバイアスが無いため、あなたの持つ基本パターン、つまり「自然にやってしまうこと=得意なこと」がハッキリと出ています。
そのため、もし幼少期の自分の特性と、やっていて楽しい業務がかぶっていれば、見つけた得意なことの確信を強めることができます。
上記の営業職の例で言うと…
- 小学生の時、グループで1つのテーマを決めて、一つの大きな紙にまとめて
- ミニチュアやトミカなど、全体を俯瞰で見れる遊びが好きだった
- でも本番の発表は得意じゃなかったな
- 友達と遊ぶのはそんなに好きじゃなかったな
このようなことがわかると、「あ、やっぱり自分の得意なことはこれなんだ」と強い確信を持つことができるでしょう。
苦手なことからは積極的に逃げていい
ここまで聞いて、「苦手なことから逃げていいの?」と思った方もいるかもしれません。
その通り、逃げてもいいのです。
むしろ積極的に逃げるべきなのです。
自信を喪失してしまったときに、よくやりがちな間違いとして、「苦手を克服しよう」としてしまうことがあります。
これは実は逆効果。余計に自信を失うだけです。
苦手なことを使い使い続けるのは、人生の損失。
なぜなら、苦手なことを嫌々やっていても、「つらい…」という感情ばかりが募り成果も出づらいからです。
仮に苦手なことを改善できたとしても、元々得意な人がもっと上手になっています。
あなたはそんな人たちと比較されてしまうのですから、自信を失って当然なのです。
むしろ、やるべきことは積極的な撤退。
自信を喪失したときほど、「得意なこと」のみに特化することが重要なのです。
GOALを設定する
「得意なこと」も重要ですが、もう1つ重要なものがあります。
それは「人生のGOALを設定すること」です。
GOALというのは、「あなたが心の底から叶えたいと思う理想像」のことです。
GOALに答えはありません。自由に決めて良いのです。
ここでは、外側の基準で選ばないということが非常に重要になってきます。
「役に立つかな?」
「褒められるかな?」
「認められるかな?」
こんなことは、ハッキリ言ってどうでもいいこと。
「あなた自身がどうしたいのか?」ということが全てです。
上記のような他者の基準を追い求める限り、あなたは一生満たされることはありません。
あなたの本心が、それを欲しがっていないのですから当然です。
よく世間で言われるのは、このようなことでしょう。
- 上場している一流企業に勤めたら
- 正社員になったら
- 年収が〇〇万になったら
- 良い家に住んだら
- 高級車を手に入れたら
- 出世したら
- 結婚したら
- 子供ができたら
- 老後になったら
こんなもの、自分が欲しくないのであればガラクタ同然。
別に、これらが全て悪い、手に入れても無駄、と否定したいのではありません。
もし本当に欲しいのなら、手に入れるためにコツコツ行動すればいいだけのこと。
そこに悩みや迷いは生まれないはず。
しかし、悩みや迷い・モヤモヤが生まれているなら、あなたは「本当は欲しくないのに…」と薄々気付いているのではないでしょうか。
「本当に心の底から欲しいと、あなたは思っているのですか?」ということを問いたいのです。
いま一度、自分自身に問いかけてみましょう。
『あなたが心の底から手に入れたい、生きたい人生はどんな人生ですか?』
大事なのは、自分の感情を聞き逃さないこと。
頭で考えるのではなく、心で感じる。
- 鳥肌が立つ
- ワクワクして居ても立ってもいられなくなる
- 自然と笑みがこぼれてしまう
- 「こんな人生、送れたら最高だな…」と詳細な妄想が膨らんでしまう
こういった反応が出てしまうものが、あなたの本当に求めるGOALです。
そのGOALに向かって行くために「得意なこと」を最大限活用しましょう。
もし、「そんなものあるわけないじゃん…」と落胆してしまった方は、ぜひ「キャリスピ」を受講してください。
心が麻痺してしまっている状態では、絶対に本心は出てきません。
本心が出ていない状態でGOALを設定しても、結局行動にできず終わってしまうだけです。
そんな方は「キャリスピ」を受講し、コーチと共に、あなたの本心を探っていきましょう。
今なら無料で体験コーチングを提供していますので、お気軽にお申し込みください。
\ 2,000名以上が申込みに殺到!/
※強引な勧誘は一切ありません
GOALのためにやるべきこと・やめることを決める
GOALが決まれば、あとはシンプル。
「やること」と「やめること」を決め、実際に行動に移すだけです。
例を出してみましょう。
GOAL「自分でビジネスをやりながら、時間や場所に縛られず自由に生きる」
【やること】
- まずは何をテーマにビジネスを始めるかを考える
- 世間が求めるものは何かをリサーチしてみる
- 自分が「これは面白そう」と思うものをチョイスする
- SNSで情報発信を始めてみる
- 発信しながらそのテーマについて本で勉強する
【やめること】
- テレビを見て無駄な時間を過ごすのを辞める(必要ならばテレビを捨てる)
- いても楽しくない人との連絡は一切取らない(連絡先を消す)
- 仕事から帰って来たらスマホの電源は切る
- ストレス発散のための無駄な買い物をやめる
これを見ると、「なんかスパルタで怖いな、嫌だな…。自分には無理そう…」と思った方もいるかもしれません。
しかし、勘違いして欲しくないないのは、「明日からこれをそっくりそのままやれ」と言っているわけではないということ。
あくまで、あなたの人生のGOALを設定し、必要なものを精査したあとに上記のことを決めていくのです。
つまり、やる・やめるの前提には、あなたの「こう生きたい!」があるということ。
「こう生きたい!」という理想像があるから、内発的に「よし、これをやってみよう」「これはやめてみよう」と決断する勇気が持てるのです。
理想は、「よく考えたら、〇〇は自分の人生のGOALにはいらないものだよね。じゃあ捨てても問題ないね」と自ら気づくことです。
そこに気付けば、あとは勇気をもって手放してみる。
そうすれば、「意外と大丈夫だな。なんか無駄にビビってただけだったかも」と感じ、現実が少しずつ変わっていくのです。
一度踏み出せば、慣れてしまうもの。
もしそこで、「やめてみたけどやっぱり不安で怖い…どうしても元に戻っちゃう」という場合は、もう一度GOALを見直してみましょう。
\受け取った人の声/
- 仕事の成果の出し方がわかった!
- 将来の方向性が明確になった!
- 自信を持てるようになった!
\ たった30秒で受け取り完了!/
仕事で自信喪失した30代が絶対やめるべきこと3選
30代で仕事に自信喪失してしまったときに、必ず陥ってしまうワナがあります。
- もう遅いと全て諦めること
- 20代にこうしておけばよかったと後悔すること
- 自責で考えず、他責で考えること
もう遅いと全て諦めること
「もう遅い…」
「どうせいまさら…」
このように決めつけて、諦めてしまっているのは、いったい誰でしょうか?
それは紛れもなくあなた自身です。
「30代はもう手遅れである」という考えで生きている場合、「もう遅い」という情報ばかりが目につくことになります。
人は、自分の考えていることを正当化するために、都合のいい情報だけを集める生き物です。
これを「フォーカシング・イリュージョン」と呼びます。
フォーカシング・イリュージョン
何かの判断を行うときに、自分が注目する要因が持つ影響力を実際以上に重要視する傾向を、フォーカシング・イリュージョン、あるいはフォーカシング効果と言います。
フォーカシング・イリュージョン | 意思決定・信念に関する認知バイアス | 錯思コレクション100 (jumonji-u.ac.jp)
仮に、以下のような情報を目にしたとします。
「30代からでも成功しました!」
「転職が成功し、充実した人生を送れるようになりました!」
もし「30代はもう手遅れである」という思考を持っている場合、どう解釈するでしょうか。
「たまたまこの人はラッキーだっただけ」
「この人にはもともと能力があっただけ」
「自分はそもそも無能だしどうせ無理」
このように「もう遅い」という自分の信じている世界を、正当化する方向に考えだすでしょう。
結果、行動を起こすのが怖くなり、現実が変わらず「ほら、やっぱりもう遅いじゃん」と納得してしまうのです。
このように、自分の見たいように見てしまえば、現実もその通りになってしまいます。
実際の現実は「手遅れじゃない場合もある」「やり方・考え方を工夫すれば道はある」のにも関わらず。
では、どうしたらいいか。
「遅いかどうか」と無駄なことを考えるのをやめ、「具体的に何をどうしたら自分は幸せになれるか」と自分に問いかけましょう。
そして、限りなく自分の幸せの状態を具体化し、そのために必要な行動を洗い出すのです。
つまりは、GOALを設定し、やること・やめることを決める。
そうすれば、あとは行動するだけ。
もしそれが難しいのであれば、まずは「30代でも人生を好転させた人の体験談」を探しましょう。
30代から人生を好転させる具体的な方法を、脳にインプットさせるのです。
脳は具体的な方法を知ると、プロセスがイメージできるようになります。
すると、「もしかしたらできるかも」と、行動できる気がしてくるのです。
ですので、まずは、30代から人生を好転させる具体的なプロセスのインプットがおすすめです。
20代にこうしておけばよかったと後悔すること
20代を振り返り後悔する行為は、全くもって意味がありません。
なぜなら、過去の解釈というのは、未来次第でコロコロと変わってしまうものだからです。
例えば、あなたが寝坊して電車に乗れなかったとしましょう。
「最悪だ…」と思いますよね。
では仮に、その電車が脱線事故にあったとしましょう。
その場合、どう思うでしょうか?
「乗らなくてよかった…」と、寝坊したことをラッキーだったと思うでしょう。
このように、過去に起こったことが良かったかどうかは、未来次第で印象がコロッと変わってしまうもの。
これは「ピーク・エンド法則」と呼ばれる認知バイアスとして、人間によくみられるパターンとしても有名です。
ピーク・エンド法則
記憶に基づく経験の評価がピーク時と終了時の経験によって決まることをピーク・エンドの法則といい、苦痛のような辛い経験だけでなく、楽しい経験においても当てはまることがわかっています。
ピーク・エンドの法則 | 記憶に関する認知バイアス | 錯思コレクション100 (jumonji-u.ac.jp)
いわゆる「終わりよければすべてよし」という言葉のことですね。
これを聞いて、このようなことを思う方がいるでしょう。
「いやいや、それは終わりが良かったから言える事でしょ?たった今、この現状が最悪なんだから、よかったなんて思えるわけないじゃん。」
たしかに、今が最悪なのであれば、過去のことを「まぁ仕方ないよね」と受け入れることは難しいでしょう。
では、果たして「過去の選択は100%間違っていた」と断言できるのでしょうか?
先ほどの「寝坊して電車に乗れなかった」という例で言えば…
【パターン①】
遅刻してしまって怒られはしたものの、「最近疲れてるんじゃないのか?ちょっと顔色悪いぞ?なんかあったら相談しろよ?」と心配してくれた
【パターン②】
遅刻してしまったものの、他の同僚がカバーしてくれたことで、遅れることなくプロジェクトを進行させることができた。その出来事があったおかげで、同僚と親密な関係になることができた。
【パターン③】
遅刻の経験を通じて、時間管理や計画性に対する意識が高まり、書店に行ったところ素晴らしい本に出合えた
このように、後悔してしまうような過去のできごとだって、あらゆる可能性があったのです。
常にこの世の事象は無数に分岐しているものであり、「この選択は100%間違いだった」と言い切ることなど不可能なのです。
事実は1つ、解釈は無限。
つまり、あなたがやるべきなのは過去から学ぶこと。
過去を「後悔すべき失敗の経験」として解釈するのではなく、「学びの源泉」と解釈するのです。
学びという解釈であれば、過去は素晴らしいデータとして使えるものになります。
そのデータをもとに、「じゃあ今度はこうしよう」と具体的な対策を考えることが、あなたのやるべきことなのです。
自責で考えず、他責で考えること
人は、ついつい「誰かのせい・何かのせい」にしがちです。
「環境のせい、上司のせい、親のせい、政治のせい、社会のせい、アイツのせい…」
こう考えるのが一番楽です。
なぜなら、自分は何もしなくていいから。
誰かのせいにして文句を言うことは、一時的なストレスの発散、ガス抜きにはなります。
しかし、根本的なストレスの原因を取り除くことはできません。
何かのせいにしたくなること自体は、人間である以上仕方のないこと。
では、どうしたらいいのか?
それは、「誰のせい・何かのせいにしたところで現実は1ミリも変わらない」という事実を理解することです。
一度、冷静に考えてみてください。
誰かのせい・何かのせいにしたことによって、あなたの人生が良くなったことはありましたか?
他責にすることは、本当にあなたの人生の豊かさに、幸せにつながりましたか?
「そうだね、あの人が悪いね。じゃあ、かわいそうだからあなたの給料を少し上げてあげるね」となりましたか?
答えはいずれもNOでしょう。
誰かのせい、何かのせいにしても、良くも悪くも現実は1ミリたりとも変わらないのです。
だとするなら、現実を少しでも良くするために、自分ができることを少しずつでもやってみる。
こうやって自責で考え、よっぽどあなた自身のためになるのではないでしょうか。
自責で生きるか、他責で生きるか。そこに正解はありません。
あなた自身が自由に選択できます。
現実を変えて、ストレスを根本から改善する方法は非常にシンプル。
自責思考で考える
↓
自分のコントロールできることだけにフォーカスを絞る
↓
「自分が何をしたら問題が解決するのか?」という具体案を考え、実際に試してみる
自責に対する大きな勘違い
ここまで聞いて、「でもやっぱり、自分のせいだと考えるなんて、つらいし苦しくて無理…」と思った方もいるでしょう。
そう思った方は、「自責」の捉え方を根本的に間違えています。
なにも「お前のせいだ!全部お前が悪い!」と責めたくて言っているのではありません。
正しい「自責」の認識はこうです。
〇「自分が変えられることにフォーカスを絞ること」を目的とした思考
✕「自分を責めること」を目的とした思考
自責思考は、「じゃあどうしたらいいだろう?何をしたら改善できるだろう?」と考えるためにあるのです。
決して、自分を責めてネガティブになったり、行動を起こす気を無くさせるための思考ではありません。
もし「自分が悪いんだ…自分のせいだ…」と自分を責めてしまっている人は、今この瞬間から認識を改めてください。
【間違った自責】
「なぜ?」と過去にフォーカスし原因ばかりに目が向く
↳落ち込んでしまい「どうせ自分なんか…」とネガティブになる
【 正しい自責】
「どうしたら?」と未来にフォーカスし対処法に目が向く
↳やることが明確になり、「あれ?もしかしたらできるかもしれない!」と希望が見えポジティブになる
自責の方が実はラク
一般的には「他人のせいにした方がラクだ」と考えられていますよね。
たしかに短期的にはそうでしょう。
しかし、長期的に考えた時には真逆です。
なぜなら、「自分の人生は、自分でコントロールできないものだ」という認識になってしまうから。
他責思考により自ら行動を起こさない
↓
現実が一切変わらない
↓
「現実は変えられないものだ」という意識が強まっていく
↓
「自分の人生は自分でコントロールできない」という確信に変わってしまう
このように、他責思考は、人生が外側の要因に支配されてしまうことを容認してしまう思考なのです。
外側の要因に支配された人生は、とてもラクな人生とは呼べませんよね。
実際、「自分の人生をコントロールしている」という感覚は、幸福度やメンタルの状況と非常に密接に関係しています。(参考:The Case for the Self-Driven Child | Scientific American – ガレス・クック)
となると、自責思考になることが正しい道。
「自分でコントロールできる部分にフォーカスを当て、着実にこなし、前進している感覚を取り戻していく」
これが幸せになるための正しいアプローチなのです。
他人や環境、社会といったものは簡単には変えられません。
しかし、自分を変えることは自分自身で出来ます。
何度も言うようですが、これは決してあなたを責めたくて言っているのではありません。
自責で考えることは怖いことですが、自責になった方が結果として実はラクなのです。
\ 2,000名以上が申込みに殺到!/
※強引な勧誘は一切ありません
仕事で失った自信を取り戻した筆者の体験談
かくいう筆者も、過去には仕事の自信を完全に失ってしまった経験があります。
大学時代からブログアフィリエイトで稼ごうとチャレンジした結果、何とか月10万円はコンスタントに稼げるようになりました。(ピーク時は30万円)
でも、その実、内容はひどいもの。
【散々なブログアフィリエイト時代】
- そもそも稼げるようになるまで3年近くはかかった
- 稼げる記事を書くことが苦痛過ぎて全然やる気が湧かない
- 「やっと稼げるようになった!」と思ったら、ブログが検索圏外になり収益が半分以下になる
その結果、「もうブログなんてやりたくない、見たくもない…」と絶望し、無職となりました。
そこからは焦りと不安の地獄の日々。
- 毎日自分を責め続け、明日が来るのが嫌になる
- 「なんで人生はこんなに苦しいんだろう?」という絶望感
- 目減りしていく貯金、銀行の残高を見るたびに、手が震えて吐きそうに
それでも今では、フリーのwebライターとして仕事ができるようになったのです。
では一体なぜ、どうやって復活できたのか、その体験談をお伝えしていきたいと思います。
ぜひ、仕事に対して自信を失ってしまっているあなたの希望になれば幸いです。
キャリア相談で悩みを打ち明けたとき
仕事に対する自信を完全に失っている時、筆者は「一人でどうにかしなきゃ…!」と考えていました。
ですが、毎日将来の不安が募るばかりで、結局何もできません。
何をやるにしても、全てに対して恐怖心があったのです。
そのうち、自己否定ばかりが募っていくようになりました。
「どうせ自分には何をやっても無駄だ…」
「自分は行動できない人間なんだ…」
そして、いよいよ貯金が底をつきそうに。
「もう一人では絶対に無理だ…誰かに頼らないと怖すぎて動けない…」と直感しました。
そこで「一人でどうにかする」ということに固執することを諦めたのです。
そして勇気をもって、なけなしの貯金をキャリア相談のサービスに支払いました。
人生を立て直す決断をしたのです。
自然とやっていた行動が誰かの役に立っていると確信できたとき
キャリア相談では、まず自己理解を深めて「自分の強み」を見つけることから始まります。
自己理解によって、筆者には以下のような自然とやってしまうクセがあることを発見しました。
- 自然と何でも深く考えるクセ
- 自然と疑ってかかり、あらゆる視点から物事を捉え、結論を焦らないクセ
- 一人で部屋にこもり黙々と何かを作り出す作業に没頭するクセ
この強みを元にwebライティングの仕事を始め、強みを活かすようになったところ…
「内容が非常に面白い」
「ひとつの記事に対して、細かく思考しているのが素晴らしい」
「普段からいろんなことを考えていることが伝わってくる文章」
このように、とてもありがたい賞賛の言葉を頂けるようになったのです。
やっていることは、「いつも自然とできることを、いつも通りやっている」だけ。
それなのにもかかわらず、「なぜか褒められる」という状態に。
「自分が自然とできることが、誰かの役に立つんだ…!」という実感を、初めて味わった瞬間でした。
こうして筆者は、仕事に対する自信をじわじわと取り戻していきました。
決断の回数を増やしたとき
筆者はこれまで、とにかく優柔不断で決断できない人間でした。
なぜなら、「選ばなかった方が正解だったらどうしよう…」という不安が常に付きまとっていたからです。
ではなぜ、そのような不安が付きまとっていたのか。
それはシンプルに、「自分の人生のGOAL」を持っていなかったからです。
その状態を例えるならば、このように言うことができるでしょう。
『地図を持たないまま海に出る』
今までの筆者は、「とりあえず静かで楽しそうな島に着いたらいいな」と、ぼんやり考えているだけだったのです。
そんな状態では当然、潮の流れにのまれて行き先を見失うだけ。
現実も全く同様。
「〇〇の方が稼げるよ」
「今の時代、副業の方が良いよ」
「いやいや、正社員にならないと人生終わりだよ?」
このような他人や世間の基準・常識に、いとも簡単に流されてしまうのです。
その状態を改善するため、キャリア相談で「自分が心から求める人生のGOAL」を決めました。
つまりは「自分だけの地図」と「到達地点」を作ったのです。
あとは、その地図に従ってやることを絞るだけ。
「これは自分の人生にいらないし、別にやらなくていいよね」
「これは自分に必要なことだから、日々コツコツでもいいから取り組もう」
このように、自然と”決め“て”断つ“ことができたのです。
すると、人生がシンプルになり、スッキリした状態になりました。
一度無駄が無くなると、次の無駄が見えてくるようになります。
ならば、また次の「やること」「やらないこと」を“決め”て“断つ”。
そうやって、今でも日々、何度も何度も修正を加えてGOALに向かって進んでいます。
まさに今、自分の強みを活かしながら、充実した自分だけの人生を歩んでいるのです。
\受け取った人の声/
- 仕事の成果の出し方がわかった!
- 将来の方向性が明確になった!
- 自信を持てるようになった!
\ たった30秒で受け取り完了!/
「仕事 自信喪失 30代」に関するよくある質問
ここでは、仕事に対して自信喪失してしまった30代の方によくある、4つの質問に回答していきます。
- 30代でポンコツ社員の多い環境で働くリスクは?
- 仕事で能力不足を感じる30代ができる対策は?
- 仕事で行き詰まりを感じる30代の対処法は?
- 30代の使えない中途って迷惑なだけでしょうか?
まとめ:仕事で自信喪失した30代が今すぐやるべきこと4選
改めてまとめます。
仕事で自信喪失した30代は、以下の4つのことを今すぐに実行しましょう。
- キャリアの棚卸し
- 過去の業務内容で得意だったこと・不得意だったことを分ける
- GOALを設定する
- GOALのためにやるべきこと・やめることを決める
30代で一度仕事に対して自信を失ってしまうと、すべてが悲観的に感じられてしまうものです。
人生に対して絶望感が膨らむばかりで、とてもつらい日々を過ごしている事かと思います。
しかし、だからといって、そこで諦めて足を止めてはいけません。
30代のうちに何とかしておかなければ、人生の軌道修正が本当に間に合わなくなってしまいます。
そして何より、あなたにしかない強みを社会で発揮できていない状態は、とてももったいないことなのです。
人生で一番若いのは、「今この瞬間」。
一刻も早く、あなただけが持つ強みで、社会に貢献し始めましょう。
上記の4つのことを実践してみても、いまいちピンとこない方もいるでしょう。
その場合は、キャリア相談サービス「キャリスピ」の受講をおすすめします。
この記事を経由しての申し込みをした場合、通常5,500円のところ、今なら無料にて相談を受けられます。
ぜひ気軽に申し込んでみましょう。
\ 2,000名以上が申込みに殺到!/
※強引な勧誘は一切ありません