「コーチングを調べていく上で、いろいろな理論があることを知った」
「いろいろな理論があるのはいいけど、何がどう違うの?」
「どの理論がおすすめなのか教えて欲しい」
コーチングを受ける上で、どんなコーチング理論があるのか、自分にはどのような理論のコーチングが合っているかを知るのはとても重要です。
自分に合わないコーチングを受けても成長できません。
また、どの理論のコーチングを受けるか決める時点で、自分のためになるかどうかが決まってしまうと言っても過言ではありません。
そこで、この記事では主要に使われているコーチング理論とそのコーチング理論がどのような人に合っているのかを解説します。
この記事を通して、以下の点を理解することができます。
- コーチングとは
- 主に使われている5つのコーチング理論について
- 各コーチングはどんな人におすすめなのか
- コーチングの中でもおすすめの理論について
この記事を読み終わった後には、よりコーチングについて理解することができ、自分に合ったコーチングを受ける1歩目が踏み出せるはずです。
それでは解説していきます。
そもそも、コーチングとは
コーチングとは、コーチとの対話を通してクライアント様の「達成したい目標」の実現を促すコミュニケーション技術です。
「在りたい姿」と「才能」を明確にすることで、自信を持って目標に向かい突き進むことができます。それによって、日々のパフォーマンスが最大化され、クライアント様が目標を実現するスピードを上げることができます。
より詳しくコーチングについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事
コーチングとは?受けるメリット・効果・目的・方法など全てを徹底解説
主要なコーチング理論5選
この章では、
- 主要なコーチング理論5選
- コーチング理論ごとにその理論が合う人
を紹介します。
それぞれの理論によって特徴が異なり、その特徴によって合う人合わない人がいます。
そのため、どんなコーチング理論がありどのコーチング理論が自分に合うかを知ることがとても重要になってきます。
それぞれのコーチング理論について知った上で、自分が受けるとしたらどんなコーチング理論が合うのか参考にしてみてください。
1.認知科学に基づくコーチング
認知科学に基づくコーチングを説明する前に、そもそも「認知科学とは何か」を知らなければなりません。
「認知科学とはなにか」というと、情報処理の観点から、人の知性の働きや性質を研究する学問です。学問が元のため、科学的に証明されたアプローチだといえます。
もう少し具体的に認知科学について解説します。
人間というのは必ず外部の情報を入力して、その入力を元に出力つまり行動をします。
まず、人間というのは入力と出力を行います。
そして、必ず外部の情報を入力して、その入力を元に出力つまりは行動をします。
たとえば、甘いものを見るという入力を行ったとき、美味しそうだから食べるという出力がおこなわれるといったような具合です。
そして、入力と出力の間には必ず「情報の処理が走っている」と考えられています。その考えがまさに認知科学そのものです。また、入力と出力の間にあるものを内部モデルと呼びます。
そして、認知科学に基づくコーチングとは、行動を生み出す「内部モデル」にフォーカスを当ててコーチングをしています。
具体的な行動「朝早く起きる方法」であったりだとか、「モチベーション上げる方法」にフォーカスするのではないという点が、他のコーチングと異なる特徴です。
認知科学に基づくコーチングをおすすめする人
認知科学に基づくコーチングをおすすめする人の特徴は以下の3つです。
- 自分に自信がない
- やりたいことが見つからない
- 現状に不満がある
一般的なコーチングでは、クライアントが自分に対して自信がない場合、「そのままの自分を認めよう」や「ありのままを受け入れる」と言われることが大半です。
しかし、認知科学に基づくコーチングはクライアントが持つ過去の成功体験から、才能を言語化するため、自分に自信を持てるようになります。
そして、自分の才能に自信が持てるだけでなく、その才能を活かすアクションプランまで明確になるのでおすすめです。
2.コーアクティブ・コーチング
コーアクティブ・コーチングは、とても簡潔に説明すると『人の感情』にフォーカスを当てたコーチングです。
コーアクティブ・コーチングには4つの礎があり、それが最もコーアクティブ・コーチングの特徴を言い表しています。
- 人はそもそも創造力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である
- 本質的な変化を呼び起こす
- 今この瞬間から創る
- その人すべてに焦点を当てる
コーアクティブ・コーチングのコーチは、クライアントがどのような状況やどのような状態にあっても、クライアントの中にある力を信じ向き合ってくれます。
コーアクティブコーチングをおすすめする人
コーアクティブ・コーチングをおすすめする人の特徴は以下の3つです。
- 職場でのストレスが溜まっている
- 人間関係がうまくいっていない
- 人の目を気にしすぎてしまう
コーアクティブ・コーチングは、自分よりも自分自身に向き合い『自分の感情』を浮き彫りにしてくれます。定期的に自分の気持ちや心に触れることができるため、素直な自分に向き合ってコントロールできるようになります
3.行動コーチング
行動コーチングは、実際に見ることができる『行動』に焦点を当てたコーチングです。
コーチングは結果が見えづらいとよく言われます。しかし、それは人の内面である「考え」や「気持ち」だけにフォーカスしてしまうからです。
それに比べ行動コーチングは、主に目に見える行動にフォーカスを当てるため測定できる変化を求めるのが特徴なので、結果として現れやすい傾向にあります。
もちろん内面を全く見ないわけではありません。前提として価値観の確認などは行われます。
行動コーチングをおすすめする人
行動コーチングをおすすめする人の特徴は以下の3つです。
- 経営者
- 管理職
- 組織として課題を解決したい
行動コーチングは目に見えた成果が出やすいことから、企業の成果を上げるためや、チームの生産性を上げるために使われることが多いです。組織のトップや上層にいる経営者や管理職のビジネスマンがよく受けるコーチングです。
4.NLPコーチング
NLPコーチングとは、「Neuro-Linguistic Prgramming -神経言語プロミング-」という心理学的なアプローチを用いたコーチングです。
NLPコーチングは、クライアントの『無意識』の部分を理解することに努めます。行動や感情の無意識の部分が言語化され、深層心理の変化を起こす効果の高いコーチングと言われています。また、セラピーが始まりのコーチングであるためポジティブな目標達成というよりも、ネガティブな問題解決が得意な領域です。
NLPコーチングをおすすめする人
NL Pコーチングをおすすめする人の特徴は以下の3つです。
- 本当の自分がわからない
- コミュニケーション能力を向上させたい
- よりいい人間関係を作りたい
NLPコーチングは無意識の部分に向き合うことと、NLPというのが心理学・言語学を基に体系化された考え方であるのが特徴です。心理学・言語学が基となっているためコミュニケーション能力や人間関係などに悩んでいる方がよく受けるコーチングだと言われています。
5.ポジティブ心理学に基づくコーチング
ポジティブ心理学に基づくコーチングは、『精神衛生』『幸せ』をメインとした心理学です。
そのため、他のコーチングが『問題解決』をメインとし『−を0にする』コーチングとしたら、ポジティブ心理学に基づくコーチングは、『0を+にする』コーチングと言えます。
また、効果が学術的に検証されているワークを組み合わせて実施することが多く、納得しながら行えるのも特徴です。
ポジティブ心理学に基づくコーチングをおすすめする人
ポジティブ心理学に基づくコーチングをおすすめする人の特徴は以下の3つです。
- ストレス耐性が低い
- ネガティブに考えすぎてしまう
- 組織の人間関係をより良くしたい
ポジティブ心理学に基づくコーチングは、3:1の転換点というポジティブな感情がネガティブな感情を3倍上回ると劇的な差が生まれるということがベースです。また、ABCDE理論という、根本的な問題点を突き止め、歪んだ見方や悲観的な考え方を修正する理論も用いられています。
1番のおすすめは認知科学に基づくコーチング
ここまで5つのコーチング理論を解説してきましたが、その中で最もおすすめしたいのが『認知科学に基づくコーチング』です。
理由は以下の3つです。
- 目標達成するのの1番寄与できるコーチングであるから
- 自分の得意なことを言語化できるから
- 科学的に証明されたアプローチだから
この章ではより詳しく、認知科学に基づくコーチングがおすすめの理由を解説します。
関連記事:コーチングを受ける意味5選|ぶっちゃけ意味あるの?
1.目標達成をするのに1番寄与できるコーチングだから
認知科学に基づくコーチングが目標達成するのに1番寄与できるコーチングと言える理由は2つあります。
- 自分自身を認知科学を通して深く理解し、才能を開花させることができるから
- 内部モデルの変化により継続的に行動できるようになるから
まず、私たちは思っているよりも自分のことがわかっていません。そのため、自分自身をうまく使いこなすことができず、結果的に「自分には才能がない」と結論付けて諦めてしまいます。
しかし、認知科学を通して自身を深く知ることができればその中にある才能にも気づくことができ、開花させることができます。今まで自分が眠らせてしまっていた才能が開花することによって、より早く目標達成に近づくことができます。
次に、目標達成の過程で諦めてしまう大きな原因が『継続』できないことです。皆さんも「−5キロのためにおやつを制限する」と決めた3日後には、おやつを食べてしまった経験をしたことがあることでしょう。
このとき、なぜ食べてしまったのかというと、「おやつを食べる」という行動に対しての内部モデルが書き換わってないため、「おやつを制限する=いつもの自分とは違う異常状態」と結論づけてしまっているからです。
しかし、内部モデルを変化させることによって、継続的に行動することができるのです。
さきほどの例で説明すると、
入力(見る・聞くなど) | 内部モデル(考え・気持ち) | 出力(行動) |
おやつを見る | 美味しそう | 食べる |
おやつを見る | 美味しそう | 我慢する(≒本当は食べたい) |
おやつを見る | カロリー高いと感じる | 食べない |
上の表のように、内部モデルを変えないままだと行動が『我慢』になってしまいます。しかし、内部モデルを変えることで『食べない』になります。同じように見えますが、内部モデルを変えている方は『食べないことが当たり前』になっているため継続ができます。
このようにして、目標に向かって内部モデルを変えることができれば、継続して目標に向かった行動が無意識でできるようになります。
結果として、目標達成に近づけるのです。
2.自分の得意なことを言語化できるから
認知科学に基づいたコーチングを受けると、自分の才能が言語化できます。具体的にいうと、過去の成功体験を引き出し、その人特有の強みや才能を言語化します。
自分の才能を言語化するメリットは、自分の強みが活きる環境を選択しやすくなることです。自分の才能を知らないと、正解と言われている選択肢に向かって闇雲に手を出してしまいます。就活でいうと、自分の向き不向きを考えずに、大企業や有名企業に行くなどが顕著な例です。
一方で、自分の才能を知っていると、「この環境だと自分の強みが発揮できなさそうだな」などの判断がつきやすくなります。そして、自分の才能が輝く場所を選択できると、当然ですが結果は出ます。
そのため、自分の才能を言語化することは大きなメリットだといえます。
3.科学的に証明されたアプローチ方法だから
認知科学は科学的に証明されたアプローチ方法で行われるコーチング手法です。そのため、科学の観点で見ても正しいアプローチだと言えます。
自己流で効果が出るかわからないコーチングとは異なるため、結果が出やすいと言えます。
認知科学に基づくコーチングを受けるならGOAL-B
認知科学に基づくコーチングを受けるなら、GOAL-Bコーチングがおすすめです。
なぜなら、GOAL-Bのコーチは実際に現実を作ってきたコーチがコーチングを行うためです。
認知科学を理解し、コーチングのことも理解し、それらを通じて自ら現実を変えてるコーチがコーチングを提供するため、説得力が大きく変わります。信頼できるコーチからコーチングを受けられるため、よりよい現実を作っていく覚悟も決まります。
実際にGOAL-Bのコーチがどのような人たちなのかもっと知りたいという方は、「GOAL-Bで働く人」という記事一覧をご覧ください。
具体的に作ってきた現実を見ることで、より信頼が増すことでしょう。
関連記事:コーチングを受けたい全ての人へ。どのコーチングを受けるべきか、正解を渡します。
なぜ、GOAL-Bのコーチングを受けると効果が出るのか
GOAL-Bコーチングでは、ここまで上げてきたような効果を出すことができます。
ではなぜ、GOAL-Bコーチングを受けると効果が出るのか。
詳しく解説します。
1.エフィカシーを高めるから
GOAL-Bコーチングを受けると効果が出る理由の1つ目が、エフィカシーを高めるからです。まずは、エフィカシーについて解説します。
エフィカシーとは、「GOAL達成のための自己能力の自己評価」のことを指します。もう少しわかりやすく言うのであれば、「根拠のない自信」と言えます。
GOAL-Bコーチングでは、エフィカシーを高めることで、大きなゴールに挑戦できるようになり、効果が出るのです。
GOAL-Bコーチングでエフィカシーを高められる理由は、エフィカシーの高いコーチがコーチングを提供するからです。自信に満ち溢れるコーチがコーチングを提供するため、自分では描ききれなかったような高い目標を設定することができます。
これがGOAL-Bコーチングが効果を出せる理由です。
2.GOALを設定するから
GOAL-Bコーチングを受けると効果が出る理由の2つ目が、GOALを設定するからです。
コーチングを通じて、クライアントの方が心の奥底から抱いているやりたいことを引き出します。コーチングの世界では、心の奥底からやりたいと思うことをWant toと言います。
このWant toを引き出した上で、現状では考えられなかったとんでもないGOALを設定するため、現状の自分に焦りを感じ、どんどん行動するようになります。当然、結果は出ます。
3.結果としてパフォーマンスが最大化されるから
エフィカシーを高めてとんでもない自信に満ち溢れ、その満ち溢れた自信からとんでもないゴールを設定した結果として、パフォーマンスが最大化されます。
これこそが、GOAL-Bコーチングで効果が得られるメカニズムです。
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ここまで、コーチングの理論から、私たちGOAL-Bが提供しているコーチングについてまで解説してきました。
最後に伝えたいことがあります。
それは、私たちGOAL-Bは本気でみなさんの挑戦を作りたいと考えているということです。
私たちは、コーチングを通じて本当に人生が変わりました。
毎日挑戦を作っているし、今も自分の設定したゴールのために日々行動しています。
そんな風に人生を送れるような人をもっと増やしたい。仕事が嫌なんて言っている人を減らして、希望に溢れた人生を送る人を増やしたいんです。
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みなさんの人生が挑戦であふれるように、私たちは今後もっと行動していきます。
一緒に行動しましょう!