「コーチングのフレームワークが知りたい」「やりやすいコーチングの方法はあるのか」と考える人もいるでしょう。
コーチングはGROWモデルというフレームワークに当てはめると、効果的に行うことができます。
この記事では
- GROWモデルについて
- GROWモデルを活用するときのポイント
について解説しています。
コーチングやフレームワークに興味がある人はぜひ参考にしてください。
GROWモデルとは
GROWモデルとは、コーチングのフレームワークのことです。
Goal・Rerlity Check・Options・Willの頭文字を取ってGROWモデルという名前になっており、この4つのプロセスに沿ったコーチングには、効果が期待できます。
それぞれのプロセスとそこで聞くべき質問例を解説します。
Goal(目標)
Goalは、クライアントがどこに向かうのかという目標を明確にする場面です。
将来どうなっていたいかというゴールを明確にすることで何をするべきかが分かったり、モチベーションが維持できたりするようになるでしょう。
質問例
- 半年後、達成していたいことは何ですか?
- 達成したときどう感じられたら良いですか?
- 達成したらどんなことが起こりそうですか?
Rerlity Check(現状)
Rerlity Checkは、クライアントは今どのような状況なのかという現状を把握する場面です。
目標が定まっても、目標に対して今どこにいるのかという現状が把握できないと、何をするべきかという行動が定められません。
目標と現状のギャップを理解することは、正しく必要なことを行うためにコーチにもクライアントにも重要です。
また、クライアントの現状でできていることや達成していることがある場合には、その努力やこれまでの過程を承認するとよいでしょう。
質問例
- 目標に対して現状の達成度は何%?
- 今まで目標に対して行動できたことは何ですか?
- 目標ができた理由やきっかけにはどんなことがあった?
Options(選択肢)
Optionsは、今何ができるのかという行動の選択肢を考える場面です。
Goalで定めた目標とRerlity Checkで把握した現状のギャップを埋めるために、何ができるのかを洗い出しましょう。
ここで、できるだけ多くの選択肢を出すことによって、最良の行動を選択できたり、クライアントが納得感をもって行動できるようになったりします。
質問例
- 残りの〜%を埋めるためにできることは?
- 時間などの制限がないなら何をやる?
- 何をやれば現状が変わると思う
Will(意志)
Willは、ここまでに定めた目標や行動の選択肢を踏まえて、実際にどんな行動をするのかを決定する場面です。
Optionsで定めた選択肢の中から、何をいつまでにするかを決定します。
クライアントにとって無理なく必ず実施できるものを選択肢、細かく期限や数値目標を設定することがポイントです。
質問例
- まずはじめにやるべきことはなんだと思いますか?
- いつまでに何を達成しますか?
- 目標達成のために行動する意志はありますか?
GROWモデルでは、この4つの過程を繰り返すことでクライアントの変化を最大限引き出し、効果的なコーチングができるでしょう。
GROWモデルを活用するときのポイント
GROWモデルを活用するときには、コミュニケーションを型にはめすぎないことがポイントです。
コーチングは、コーチとクライアントが1対1で行うもので、クライアントの性格や想いによっては、GROWモデルの順番通りに話が進むとは限りません。
たとえGROWモデルから外れるとしても、相手が深く考えたい問いや答えを出し切れていない点がある場合には、その話題を深掘りしてあげるとよいでしょう。
GROWモデルに当てはめたコーチングをするときには、枠に当てはめて形式的なコミュニケーションをするのではなく、相手の感情を考えてコミュニケーションをとることも大切です。
GROWモデルを実際のコーチングを受けて体感しよう
ここまでGROWモデルのコーチングの流れやポイントについて解説しました。
GROWモデルは、文章で学ぶよりも実際のコーチングを受けることで、身をもって理解できるでしょう。
コーチングサービスの中には、体験セッションを実施しているサービスもあるので、一度プロの本気を体感してください。
コーチングを受けるメリット
コーチングを受けるメリットは次の通りです。
- 人生のGOAL設定ができ行動変容が起こる
- 自分の才能が明確になり、結果が出せるようになる
それぞれどういうことか解説します。
人生のGOAL設定ができ、行動変容が起こる
コーチングを受けると、プロコーチがさまざまな角度から質問をして自分自身でも気付いていない思いに気付かせてくれます。
結果的に人生のGOAL設定ができ、新たなアクションが明確になります。
また、コーチはエフィカシー(自己効力感)を高めてくれるため、行動変容が起こるのです。
自分の才能が明確になり、結果が出せるようになる
コーチングを受けることで自分の才能が明確になり、結果が出るようになります。
自分の才能は、自分では気付けないことが多いです。
しかし、コーチングで客観的に潜在意識にアプローチすることで、自分の才能が明確になります。
明確になった才能を活かして仕事を選んだり、新しいことにチャレンジしたりすることで結果が出るようになるのです。
才能が明確になり、結果が出るようになるのはコーチングの大きなメリットと言えるでしょう。
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以下は、クライアントとの対談動画です。