近年、時代の変化に伴って「コーチング」という言葉の認知が少しずつ広まってきています。
しかし一方で、「言葉としてはよく聞くけどコーチングについて詳しく知らない」という方も多いでしょう。
そこで本記事では、
- コーチングって難しそうだけど実際なにをするの？
- コーチングを受けたらどんなふうに変わるの？
こんな疑問が解決できるような映画をご紹介します。
コーチングに興味のある人はぜひ参考にしてみてください。
コーチングを学びたい人は必ず見るべき3作
コーチングに興味があり、楽しく学びたいという人はいませんか？
そんな人にオススメの映画があります。
- クリスマスキャロル
- ビリギャル
- イエスマン
これら3作品は、ストーリーもわかりやすく老若男女が楽しめるうえに、コーチングまで学べてしまう名作です。
下記でそれぞれ詳しく解説します。
クリスマスキャロル
このストーリーは、もともとは小説から始まった物語です。
クリスマスキャロルの主人公は、無慈悲で冷酷で思いやりに欠ける老人、名前はスクルージといいます。
スクルージは無駄に思えることや生産性のないことは、自分の人生から徹底的に排除します。
そんなスクルージからすれば、街でにぎわうクリスマスの雰囲気やパーティーを開いていることに対して「無駄で馬鹿げている」と冷ややかな目を向けていました。
ある日そんなスクルージの元に、クリスマス前日に三人の精霊がやってきたのです。
- 一人目は過去の精霊
- 二人目は現在の精霊
- 三人目は未来の精霊
過去の精霊は、スクルージの若かった頃のクリスマスに連れていきます。
過去のクリスマスを見たスクルージは忘れかけていた苦い思い出を思い出したり、懐かしくほっこりした気持ちになりました。
そして現在の精霊は、スクルージの今置かれている状況を俯瞰して見せます。
そのことで今まで気づくことのできなかった貧しい暮らしをしている人に気づけたり、そんな状況下でも家族が幸せにクリスマスを過ごしていることを知ることができました。
最後に未来の精霊が現れて、今のまま生きていくとどうなるのか？をスクルージに見せます。
そこでは自分が亡くなった後も、誰にも悲しまれず、むしろ「最悪な人間だった」と言われる始末。
そんなふうに、過去・現在・未来を客観的に見せることで「今」と言う時間をどのように生きるのか？を問われる作品です。
コーチングも同じで、自分の過去の体験や未来のなりたい姿・在りたい姿をコーチが客観的に問いかけ、クライアントの潜在意識に問いかけます。
結果として、クライアントの行動変容を促し、GOAL設定や自己実現に繋がるのです。
ビリギャル
坪田先生が運営する坪田塾に、ある一人の生徒がやってきました。
彼女の名前はさやか、高校二年生。
派手なメイクに派手な服装、髪も金髪でいわゆる「ギャル」です。
そんな派手なギャルの彼女の成績は学年ビリで、偏差値30以下。
当時の学力は「小学4年生レベル」と評されるほどでした。
高校二年生だった彼女はそろそろ志望校を決めなくてはならない時期です。
ある日、坪田先生が「大学どうする？とりあえず東大にする？」と彼女に尋ねました。
すると彼女は「え〜？東大？メガネのガリ勉しかいなさそうだからイヤ！」と一蹴します。
今度は「じゃあ慶應は？慶應ボーイとか聞いたことあるでしょ？」の問いに「おぉ！たしかに ！イケメンいそう！」このやりとりで私立の最高峰の慶應義塾大学へ志望校が決まります。
まさにこの中に、コーチングで大切なメソッドが隠されていることにお気づきですか？
それは「ワクワクする未来を想像できるか」です。
学力の問題は置いておいて、自分が一番活き活きワクワクする道を選べば、それに向かうための努力ができるため夢が叶いやすいでしょう。
実際さやかさんは、わずか一年で偏差値40以上を上げており、かなり高いハードルを超えています。
もちろん本人の努力があってこそですが、ワクワクした気持ちがなければ成しえなかった偉業です。
自分の意思を持ちワクワクを感じられたものに、臆せず挑戦する勇気が一番大切なのだとこの映画は教えてくれます。
イエスマン
何に対しても「ノー」ばかり言って生きてきた、銀行員のカールがこの映画の主人公です。
カールは久々に再会した友人のニックから「イエスマン」になって人生が好転したと聞かされます。
ニックから「イエスは人生のパスワード」と書かれた冊子を渡され、カールはあるセミナーに向かいました。
その自己啓発セミナーでは、これからの人生は「イエス」とだけ答えるように誓約させられます。
その後、次々起こる理不尽にも全てイエスと答えるカール。
そうするうちに、驚くことにどんどん幸運が訪れるようになり、様々なことに挑戦するようになったのです。
この主人公カールのように、なんでもかんでもイエスと答えるのはやりすぎですが「ノー」ばかり答えていると、必然的に可能性が狭まります。
今までは「ノー」と答えていたことも、思い切ってイエスと答えてみると新たな発見もあり、今まで見えなかった世界と出会えるでしょう。
イエスという言葉は、人脈や可能性を広げてくれる人生のパスワードである。
【まとめ】オススメの映画3選
コーチングにオススメの映画3作品いかがでしたか？
コーチングと聞くと、難しく身構えてしまいがちですが、根本はとてもシンプルなのです。
コーチングでは、あなたに様々な問いかけをします。
その中で、自問自答しながら、あなた自身も知らなかった本当の自分が見えたり、新たなアイディアと出会えたりするのです。
これら3作品の主人公たちの共通点は、人生を変えてくれるようなコーチとの出会いを果たしています。
自らの頭で考えて、その場で最善の行動を取ること。
あなたも、本当の意味のコーチングに出会えれば、きっと人生が変わります。
まだ見ぬ可能性を探すためにも、是非コーチングを受けてみてください。